馴鹿 トナカイ 角字で哺乳類の名前、漢字表記

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馴鹿 トナカイ 哺乳類の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する動物についても簡単に解説しています。

馴鹿

トナカイ

英語:Reindeer レインディアー

Unicode:[馴_0x99B4][鹿_0x9E7F]

哺乳綱鯨偶蹄目シカ科トナカイ属の哺乳類。トナカイ属は本種のみ。

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自然分布は北極圏周辺で、アメリカ合衆国(アラスカ州)、カナダ、デンマーク領グリーンランド、ノルウェー(スヴァールバル諸島を含む)に生息しています。フィンランド、ロシア スウェーデンの地域個体群は絶滅しているとされています。

家畜化されているため、人為的な分布も多く、主な移入分布域は、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、ケルゲレン諸島、プリビロフ諸島、セントマシュー島、アイスランドなど。

和名「トナカイ」はアイヌ語での呼称「tunakay トゥナカイ」に由来し、北方民族ニヴフ言語由来の外来語だと考えられています。アイヌもニヴフもトナカイは飼わず、樺太に住むウィルタがトナカイを飼います。

漢語では「馴鹿(じゅんろく)」で、人に馴れた、家畜化可能な鹿を意味します。

英語では「カリブー (Caribou)」のほか「レインディア (reindeer)」と呼ばれます。「カリブー」はカナダフランス語で、元はミクマク語の「ハリプ (qalipu)」に由来します。「レインディア」の「レイン」は、インドヨーロッパ祖語で「角のある獣」を意味します。

ツンドラ地帯に生息し、群れで生活して、季節によって大規模な移動を行います。

体長120~220cm。肩高90~150cm。体重60~300kg。

時速80kmで走ることができます。

シカ科で唯一、メスオス共に角があります。角の用途がオスの抗争に使われるだけでなく、雪を掘ってエサを得る役割もあるためです。

寒冷な環境から身を守るため、毛の内部に空洞があり保温性に優れている、ぶ厚い体毛を持っています。

蹄は大きく接地面が大きいため、体重が分散され、雪の上でも沈むことなく、移動することができます。

オスは繁殖期になると咽頭部の毛が長く伸びます。

季節によって目の色が変わり、普段は黄色ですが、極夜になる冬は、少ない光を効率よく取り込むために、深い青色の目になります。

草食性の強い雑食性で、夏は草、葉、レミングや虫等の小動物を食べ、冬は角や蹄で雪を掻き分けて、苔などの地衣類を食べます。

飼育下では、魚を食べることもあります。

天敵はオオカミ、オオヤマネコ、クズリ、ヒグマなど。

人類が最も古く家畜化した動物の一でもあり、乳用、食肉用、毛皮用、ソリを引く使役や荷役にも利用されてきました。雪上でも走行可能なので、人間が直接乗ることもあります。

角は粉末にして、「鹿茸(ろくじょう)」という生薬となります。滋養強壮の効果があるとされています。

サンタクロースは、トナカイが曳くソリに乗るとされています。

トナカイのメンバーは、
ルドルフ(Rudolph)を先頭とした、
ダッシャー(Dasher)
ダンサー(Dancer)
プランサー(Prancer)
ヴィクセン(Vixen)
コメット(Comet)
キューピッド(Cupid)
ダンダー(Dunder)
ブリクセム(Blixem)
の9頭とする説があります。

先頭のルドルフ (Rudolph)は、童謡「赤鼻のトナカイ」に出てくる「真っ赤なお鼻のトナカイさん」だといわれています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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