祇園精舎 ぎおんしょうじゃ 角字でことわざ、四字熟語
祇園精舎
ぎおんしょうじゃ
Gion-Syoujya
Buddhist Temple
Unicode: [祇_0x7947][園_0x5712][精_0x7CBE][舎_0x820E]
ブッダが説法をされた代表的なインドの寺院のこと。
「祇園」とは、約2600年前、インドのコーサラ国(拘薩羅国)の祇多太子(ぎだたいし)が所有していた林で、「精舎」は寺院こと。
建立したのは、コーサラ国の長者であり、大臣でもあったスダッタで、彼の熱意が祇多太子にも伝わり、共に建立した。
こうして建立された祇園精舎を拠点とし、ブッダは、たくさんの教えを説き、有名なものでは阿弥陀経などもある。
平家物語の冒頭に、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」とある。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.