麝香猫 ジャコウネコ 角字で哺乳類の名前、漢字表記

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麝香猫 ジャコウネコ 哺乳類の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する動物についても簡単に解説しています。

麝香猫

ジャコウネコ

英語:Civet cat シビットキャット

Unicode:[麝_0x9E9D][香_0x9999][猫_0x732B]

哺乳綱食肉目ジャコウネコ科の哺乳類。

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アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、スリランカ、フィリピンに分布します。

約5,600万年前から約3,390万年前に出現し、現生の食肉目内では起源が古く、原始的な特徴を残しています。

ジャコウネコの名の由来は、性器の周辺にある臭腺(会陰腺)から分泌される液が、麝香(ムスク)と呼ばれることから。麝香(ムスク)は、香水の原料として利用されます。

麝香(ムスク)は、本来はジャコウジカから得られる香料で、ジャコウネコからとれるものは、霊猫香(シビット)と呼ばれ、英語名シビットキャット(Civet cat)の由来ともなっています。

体型は細長く、吻も細長く尖り、耳介の後縁に袋状の器官(耳嚢)があり、四肢は短く、指趾は5本、爪を引っ込めることはできますが、爪を保護する襞(さや)のない種もいます。

多くの種には肛門周辺に臭腺(肛門腺)があります。

森林や草原などに生息し、樹上棲の種が多いですが、半樹上棲ないし地表棲の種も多いです。

夜行性の種が多く、単独もしくはペアで生活します。

食性は多くの種で雑食で、昆虫、鳥類、小型哺乳類、果実などを食べますが、魚類を食べたり、動物食の種もいます。

希少な高級コーヒーであるコピ・ルアクは、ジャコウネコ科の動物に一旦コーヒーの果実を食べさせ、排泄物の中から未消化の種を利用したものです。インドネシアなどのコーヒー農園において、パームシビットの糞から生産されています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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