巨峰 きょほう 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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巨峰 きょほう 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

巨峰

きょほう

英語: Kyoho grapes キョホウグレープ

Unicode: [巨_0x5DE8][峰_0x5CF0]

ブドウ(葡萄)は、ブドウ科ブドウ属のつる性落葉低木。または、その果実のこと。中近東が原産といわれ、古代ヨーロッパや中国などへと広まり、温帯域を中心に世界中で栽培されています。

原産地の中近東から、古代ヨーロッパや中国に伝わったとされ、世界的には、生食する果物というより、葡萄酒の原料として栽培されました。ワインを原料とした酢(ワインビネガー)も製造されます。

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日本へは、原産地から中国を経て奈良時代に渡ったとされています。

日本で古くから栽培されている甲州種は、中国から輸入された東アジア系ヨーロッパブドウが自生化したものが、鎌倉時代初期に甲斐国勝沼(現在の山梨県甲州市)で栽培が始められ、明治時代以前は専ら同地近辺のみの特産品として扱われてきました。

ヤマブドウは古くから日本に自生していた別種です。

果皮の色によって「赤」、「黒」、「緑(白)」の3つに大別されます。

つる性の落葉低木で、ほかの樹木などに絡まりつきながら成長し、樹高は2~3m位になります。

葉はてのひらのようにさけた形で、秋には紅葉したのち、落葉します。

春~夏(5~6月)ごろ開花し、小ちいさい花がいくつも集あつまって、15cm程度の房状に咲きます。
房の形がそのまま成長して、果実の形になります。

巨峰(きょほう)は、日本原産の生食用ブドウ品種の一つ。他の種類のブドウと比べて、実が大きいことから、「ブドウの王様」ともいわれています。巨峰の形質濃度はヨーロッパ種が3⁄4、アメリカ種が1⁄4程度です。

山梨県山梨市が生産量日本一で、生食用ですが、ワインも作られています。

食べ方

そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ジャム、ゼリー、缶詰の原料となります。

ブドウ全体としての利用法は、世界的にはワイン原料としての利用のほうが主で、巨峰のように生食用に品種改良されるのは日本が独特です。

ブドウの葉も、様々な文化の料理に用いられます。ブドウから新鮮な葉を摘み、コメ、肉、スパイスを混ぜたものを詰めて、茹でるか蒸すかして、前菜または主菜として食べられます。

育て方

温帯の農作物で、平均気温が10度から20度程度の地域が栽培適地です。

種子から育てると親の特性を引き継がず、質の良い果実ができにくいため、また、枝を土に挿すと容易に根を生やすため、古来から挿し木によって増やされてきました。

19世紀後半に根に寄生するブドウネアブラムシによって大打撃を受けたため、以後は病害虫予防のために種から育てた台木に、育てたい品種のブドウを接ぎ木することが一般的となりました。

そのため、ホームセンターなどで苗を購入して、植えるのが、一般的な育て方になります。

ブドウは勢いが強く、枝も木質化するため、家庭果樹のような小さなスペースで育てると、樹勢が落ち着きません。定期的に選定して、樹の勢いを安定させましょう。

つる植物なので、支柱が必要となります。

スズメバチは他の昆虫を捕食したり、生ゴミの中の肉類を巣に持ち帰ったりしますが、これは幼虫の食餌で、成虫は樹液やジュース、蜜、果物等を食べます。巨峰はスズメバチの成虫にとって好物なので、庭に植えていると、スズメバチがやってくることがあります。獰猛で人を刺したりする蜂ですが、人への攻撃は主に巣を守るために行われます。食事中に人を襲うことはあまりありません。むやみに攻撃したり、追い払ったりするとかえって危険なので、注意してください。

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水はけがよい土を好みます。

50cm四方の穴を掘り、掘り上げた土と堆肥20キロ、石灰1キロ、有機肥料1キロ(窒素-リン酸-カリが8-8-8の場合)を混ぜ、埋め戻し、2週間程度寝かせます。

苗を浅めに、根を広げながら植えつけて、支柱に固定します。

鉢植えの場合は、排水を良くするため、鉢底石を入れましょう。土は果樹用培養土を使用すると簡単です。

水やり

夏場は、水が切れると葉が傷みやすいため注意しましょう。雨が降らず、土が乾いたら、水をたっぷりと与えます。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと与えてください。

施肥

11月中旬に元肥を、6月上旬、9月下旬に追肥を与えます。有機配合肥料を元肥で1キロ(8-8-8の場合)、6月・9月の追肥は速効性の化成肥料で200グラムほど散布しましょう。窒素分の多い肥料を与えると、葉ばかり茂り実が付きにくくなるため、注意しましょう。

鉢植えの場合は、11月頃、化成肥料を10~15g程度与えてください。鉢の大きさに応じて量を加減してください。

花言葉

「陶酔」「忘却」「慈善」「人間愛」「親切」「好意」「信頼」「思いやり」「酔いと狂気」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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