白鳥座 はくちょう座 角字で星座の名前、漢字表記
はくちょう座
Cygnus(キグヌス)
白鳥座 はくちょうざ
Unicode: [白_0x767D][鳥_0x9CE5][座_0x5EA7]
Cyg
季節(日本): 夏
白鳥をモチーフとした星座。トレミーの48星座、現代の88星座のひとつ。
日本では夏の代表的な北天の星座のひとつで、十字の形をして、天の川の上に翼を広げ、白鳥が北から南に向けて飛ぶ形をしています。
十字の形に星が並んでいることから、南十字星と対比する形で北十字星(やノーザンクロス)とも呼ばれます。日本ではジュウモンジサマと呼ぶ地方もあります。
α星「デネブ」は、はくちょう座で最も明るい恒星で白色超巨星、全天21の1等星の1つ。
β星「アルビレオ 」は、白鳥の口の部分に当たり、小さな望遠鏡でもよく見える、美しい二重星です。
デネブと、こと座のα星ベガ、わし座のα星アルタイルの3つの1等星で、夏の大三角と呼ばれる大きな二等辺三角形を形成します。
はくちょう座は天の川の中にあるので、多くの星団や星雲を見ることができます。
ギリシア神話では、大神ゼウスがスパルタ王の王妃・レダを気に入り、白鳥の姿に身を変え、レダに会いに行ったとされています。
レダはやがてふたつの卵を産み、その卵のひとつから、ふたご座のカストルとポルックスが生まれたと伝えられています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.