海老芋 えびいも 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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海老芋 えびいも 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

海老芋

えびいも

英語: Shrip-shaped taro var シュリンプシェードタロバー

Unicode: [海_0x6D77][老_0x8001][芋_0x828B]

サトイモ属サトイモ属ヤマサトイモの変種トウノイモの品種のひとつ。別名:京芋(きょういも)。

収穫時期は10月上旬~11月中旬(出荷時期は11月上旬~12月中旬)で、京都府を中心に主として近畿地方で消費されています。エビイモは親イモ、子イモ、孫イモすべて食用となります。

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京野菜のひとつとして知られる根菜で、京都府内では主に精華町・京田辺市・舞鶴市などで生産され、府外の大阪府富田林市・兵庫県姫路市・徳島県・高知県などでも作られています。

葉や茎は里芋と同じです。

根は土寄せ等の独特の栽培を施したもので、形状は湾曲して、表面には横縞があり、エビのように見えることが名前の由来とされています。

食べ方

特徴として、粘り気に富み、よく締まった粉質の肉質、優れた風味と少しの甘みがあり、煮ても煮崩れせず、色も変化しない点が挙げられます。このため、一般的なサトイモとは違って高級食材として扱われています。

煮物、揚げ出し、唐揚げ、天ぷら、ポタージュスープなどで食べると美味です。

育て方

海老芋は毎年4月~5月初旬に芽の出た種芋を植え11月まで約半年かけて育てられます。

連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔を3~4年あけるようにします。

育てていく過程で約4回ほど「土寄せ」と呼ばれる作業を行います。
土寄せは親芋と子芋を離すように株の間に土を入れていく作業で、特徴的な先太りの紡錘形にするために欠かせない作業でもあります。

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

水分を好み、水もちのいい粘土質の土でよく育つため、肥沃で、透水性のある適度な湿度が保たれる土に植えます。
土壌酸度(pH)の目安は6.0~6.5です。

植え付ける場所に、2週間ほど前に苦土石灰を播き、1週間ほど前に堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込み、よくなじませておきます。

水やり

植え付けは雨降直後の土が充分湿気を保っている時が良いです。植えた後はたっぷりと水を与えます。
乾燥を嫌うため、植え付け後は、畝の間に水を張ったり、マルチングをして、日照りなどで乾燥した場合は、たっぷりと水を与えます。

施肥

栽培期間を通じて肥料切れを起こさせないように、たっぷりと元肥を入れ、定期的に追肥します。
追肥は、「ボカシ肥」やバランスのとれた配合肥料を与えます。

肥料障害を受けやすいです。土が乾燥気味の時は、2週間前に施した肥料でも障害が出る場合があり、乾燥しているときは、施肥の前に灌水する必要があります。灌水不可能な場合は、元肥を種芋の下に施さないで、株間に施すようにします。

追肥も肥料障害回避のため、少量ずつ4回に分施します。

花言葉

「繁栄」「愛のきらめき」「無垢の喜び」など。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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