指猿 アイアイ 角字で哺乳類の名前、漢字表記

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指猿 アイアイ 哺乳類の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する動物についても簡単に解説しています。

指猿

アイアイ

英語:Aye aye アイアイ

Unicode:[指_0x6307][猿_0x733F]

哺乳綱霊長目アイアイ科アイアイ属の霊長類。アイアイ科アイアイ属を構成するのは本種のみです。

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別名ユビザル(指猿)。名前の由来とされるheh hehはマダガスカルのいくつかの現地語で「知らない」の意もあり、呼称を尋ねられた原住民が「知らない」と答えたのを呼称と勘違いしたとする説があります。また、本種の鳴き声からつけられたという説もあります。

マダガスカル島北部および東部・中西部に分布し、熱帯雨林や広葉樹林、乾燥林、マングローブ林、二次林などに生息します。

夜行性で、昼間は巣の中で休みます。

雑食で、昆虫の幼虫、カンラン科の果実の胚乳、タビビトノキの花の蜜、樹皮、キノコなどを食べ、門歯で樹皮やマンゴーの果実の繊維質・ココナッツの殻などに穴を空けたり、木の中にいる昆虫や果肉を、細長い中指でほじくりだして食べます。

体長36~44cm。尾長44~53cm。体重2~3kg。全身は黒く、粗く長い体毛で被われていて、耳介は大型。ギョロッとした目をしています。

日本では、1962年に発表された童謡『アイアイ』(相田裕美作詞・宇野誠一郎作曲)によって知られ、親しまれていますが、その容姿から、現地では「悪魔の使い」として気味悪がられ、縁起の悪いもの、悪魔の使いとみなされることもあります。

また、ココヤシ、マンゴー、ライチなどを食害する害獣とみなされることもあります。

木材採取などによる生息地の破壊、食用による乱獲、不吉の象徴や作物の害獣としての駆除などにより生息数は減少し、1975年のワシントン条約発効時から、ワシントン条約附属書Iに掲載されています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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