麒麟　キリン　角字で哺乳類の名前、漢字表記

麒麟

キリン

英語：Giraffe　ジラフ

Unicode：［麒_0x9E92］［麟_0x9E9F］

哺乳綱偶蹄目キリン科キリン属に分類される偶蹄類。

アフリカ大陸に生息していますが、エリトリア、ギニア、セネガル、ナイジェリア、モーリタニアでは絶滅。
マリ共和国では絶滅したと考えられ、エスワティニ、ルワンダには人為的な再移入が試みられています。

角先端までの高さオス4.7～5.3m、メス3.9～4.5m。体重オス800～1,930kg、メス550～1,180キログラムという巨体で首と足が長いのが特徴です。

体色は橙褐色や赤褐色・黒と、淡黄色からなる斑紋が入り、斑紋には個体差があります。非常に稀な例では、斑紋が無い個体が生まれる事もあります。

草食で、主に木の葉を食べます。犬歯は2～3又に分かれ、枝から葉だけをしごくのに適しており、長さ約45cmに達する舌を持ち、柔軟性のある唇も合わせて木の枝にある棘を避けながら葉を食べることができます。小鳥などの小動物を食べることもあるといわれています。

食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていくことができるため、アフリカに住む他の草食動物と異なり、乾季になっても移住をしません。

時速50～60kmで走ることができます。

首は長いですが、多くの哺乳類と同様に頸椎の数は7個で、それぞれが大型かつ長いです。頭部と長い頸部は発達した筋肉と靭帯で支えられています。頸部の静脈には弁がついており、血液が逆流することを防いでいます。

構成や個体数が変動する繋がりの緩い10～20頭程度の群れで生活しています。

主に薄明薄暮時に食事をし、昼間は反芻を行います。通常は直立したまま休息や睡眠を行いますが、安全が確保されていれば2～3時間にわたり座って休むこともあります。

捕食者はライオンが挙げられますが、幼獣が襲われた時には、母親が蹴りで応戦することもあり、この蹴りによって、まれにライオンが蹴り殺されることもあります。

 

角字とは？

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字（漢字）が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.