鶏頭 ケイトウ 角字で花と植物の名前、漢字表記
鶏頭
ケイトウ
英語:cockscomb コックスコウム
Unicode: [鶏_0x9D8F][頭_0x982D]
ヒユ科の一年生植物で、原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には奈良時代に中国を経由して渡来したとされています。
花と葉はアフリカと東南アジアで食用とされていて、日本でも食用植物として栽培されていた時期があるようです。
古くから観賞用として親しまれている植物で、夏から秋にかけ、炎のような形の、赤・桃色・黄色などの花穂ができ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、これがニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれます。
栽培する際は、日なたと水はけの良い用土に植えてください。根をいじられるのが嫌いなので、植え替えの際は根を傷つけないように注意してください。
水は土が乾いたらたっぷりとあげます。真夏の水やりは、朝または夕方以降の涼しい時間帯にあげましょう。
真夏の炎天下でも咲き続ける丈夫な植物ですが、非耐寒性で寒くなると枯れてしまいます。
花言葉は「おしゃれ」「風変わり」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.