鳳仙花 ホウセンカ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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鳳仙花 ホウセンカ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

鳳仙花

ホウセンカ

英語:Balsam ボールサム

Unicode: [鳳_0x9CF3][仙_0x4ED9][花_0x82B1]

ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。東南アジア原産で、観賞用によく栽培されています。

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草丈は60cm位、草丈20~30cmの種もあります。茎は太めで直立し、葉は互生します。
開花時期は夏の6月~9月頃。花は葉腋に左右対称2~3花ずつ咲きます。花弁とがくは各5枚で、すぼんだ横向きの形をしています。
花形はマルハナバチなどの小型のハナバチによる受粉に適応した形態で、アフリカホウセンカのように上に向けて大きく開いた花は、チョウによる受粉に適応しているとされています。
本来の花色は赤ですが、品種改良され、赤や白、ピンク、紫、赤や紫と白の絞り咲きもあります。

触れるとはじける果実は非常に目を引く特徴で、花言葉の「私に触れないで」もそれに由来します。

赤い花は、昔は女の子が爪を染めるのに使ったため「爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)」の名もあります。爪にホウセンカの汁を塗り、初雪が降るまで色が残っていたら恋が実ると言う言い伝えがあります。
沖縄では「てぃんさぐ」と呼ばれ、「てぃんさぐぬ花」という民謡が有名です。

育て方は、日当たり、水はけ、風通しの良い場所を好みます。
暑さに強く、こぼれ種でもよく生えるほどの丈夫で育てやすい植物ですが、毎年同じ場所に植え付けると、連作障害が出て成長不良を起こします。翌年は移植するか、土に堆肥や腐葉土などを混ぜ込んでください。

鉢植えでは赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを配合した培土を用意しましょう。これらが配合された市販の草花用培土を使用しても良いでしょう。

耐暑性に強い一方、乾燥に弱いです。猛暑日が続く真夏などは、しっかりと水を与えてください。鉢植えは、表面の土が乾いたら水をあげるようにしましょう。

施肥は元肥として緩効性の化成肥料を混ぜておきます。その後は特に肥料は必要ありませんが、育ちが悪いようなら液肥を与えます。

花言葉は「私に触れないで」「短気」「燃えるような愛」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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