鱵 針魚 細魚 サヨリ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鱵 針魚 細魚
サヨリ
英語:Japanese halfbeak ジャパニーズハーフビーク
Unicode:
[鱵_0x9C75]
[針_0x91DD][魚_0x9B5A]
[細_0x7D30][魚_0x9B5A]
ダツ目サヨリ科の海産魚で、樺太の西側から台湾にかけての北西太平洋、日本海、黄海、渤海湾の陸地近海に分布し、沿岸の海面近くで暮らしています。
全長は最大30~40cmほどで、サンマとよく似た細長い体型をしており、尻ビレ、背ビレが体の後方にあります。また、下あごが細く針状に突出します。背中は青緑色で腹側は銀色に輝き、腹膜は真っ黒で「見かけによらず腹黒い人」の代名詞とされます。
沿岸の海面すれすれを群れをなして泳ぎ、海面にいる動物プランクトン、小型の甲殻類、海藻の断片、昆虫などを食べます。
産卵期は春から夏までで、直径2.2ミリメートル程度の大粒の卵を粘着糸で、海藻に産み付けます。
上質な白身で青魚のようなうま味があり、高級魚として扱われています。
主な料理法は、刺身、酢じめ、寿司、吸いもの、フライ、天ぷら、塩焼き、開き干し、みりん干しなどです。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.