鱛 狗母魚 エソ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鱛 狗母魚
エソ
英語:Brushtooth lizardfish ブラシトゥースリザードフィッシュ
Unicode:
[鱛_0x9C5B]
[狗_0x72D7][母_0x6BCD][魚_0x9B5A]
ヒメ目エソ科に分類される魚の総称で、ワニトカゲギス目、ヒメ目、ハダカイワシ目などの魚の総称としても使われることがあります。
全世界の熱帯、亜熱帯海域に広く分布し、海水魚ですが、河口などの汽水域に入ってくることもあります。多くは水深200mまでの海に生息します。
産卵期は春から夏で、メスの方がオスより大きいです。
体長50センチ前後(10cmほどのものから70cmに達するものまで種類によって異なる)で、細長く紡錘形をしています。目と口が大きく、鋭い歯を持っています。
夜行性で、昼間は海底に伏せるか、砂に潜るものが多く、夜泳ぎ出て獲物を探します。
食性は肉食。貝、多毛類、頭足類、甲殻類、魚類など、小動物を幅広く捕食します。
肉は白身で質も良く美味しいですが、小骨が多く、ハモのように骨切りしても骨が硬いため、美味しく食べる事ができません。料理法としては、すり身にして揚げ物にするか、根気よく骨抜きをして調理する必要があります。
鮮魚で食卓に上がることはあまりありませんが、すり身原料としては高級で、西日本では、かまぼこや竹輪、天ぷら、さつま揚げに使われます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.