鯣 スルメ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鯣
スルメ
英語:Squid スクィード Cuttlefish カタルフィッシュ
Unicode: [鯣_0x9BE3]
イカ(主にスルメイカの他、ヤリイカやケンサキイカなど)の身を切り開いて、内臓・眼球を取り除き、竹串を通すなどして広げ、日干しや機械乾燥などで乾燥させた加工食品で、乾物の一種です。
古くから日本、朝鮮半島、中国南部および東南アジアで食べられており、長期保存に向いています。
日本では縁起物とされ、神前に供えられたり、結納品などにも用いられ、寿留女と表記されることもあります。
ギャンブル愛好家は「スルメ」は「金をスル」に通じるので縁起が悪いとし、「アタリメ」とも呼びます。
水で戻して出汁をとる、煮物にする、昆布や数の子などと一緒に漬け込むなどの料理方法があります。
また、酒の肴の一つとして、火であぶってそのまま食べることもあります。
非常に噛み切りづらく、よく咀嚼しなければ飲み込むことは出来ないため、歯が丈夫になるとして好んで食べる人もいます。
噛めば噛むほど味が出るため、地味でも味わい深い人のたとえとして使われる事があります。
イカは、軟体動物門頭足綱十腕形上目の海生軟体動物の一群で、体内に甲(殻のようなもの)を持つ種をコウイカと呼びます。英語では、体内に甲を持つものをCuttlefish、ないものをSquidと呼んでいます。
世界中の浅い海から深海まで、あらゆる海に分布します。海水性で淡水の種類は確認されていません。
体長は2cm程度から20mに達するものまで、種類によって差があります。
スルメイカ(鯣烏賊)は、ツツイカ目スルメイカ属に分類されるイカの一種で、日本列島沿海を中心とした北太平洋海域に分布しています。
近海の表層・中層に多く生息しており、漁獲量も多いため、古来から日本人に好んで食べられ、最も消費量の多い魚介類となっています。「真イカ」と呼ばれることもあります。スルメに多く加工されます。古くは加工前のイカ自体をも「するめ」と呼んでいたようです。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.