鯇 アメノウオ(琵琶鱒 ビワマス) 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鯇 アメノウオ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

アメノウオ

英語:Biwa salmon ビワサーモン

Unicode: [鯇_0x9BC7]

サケ目サケ科の淡水魚で、琵琶湖の固有種でしたが、食用資源として栃木県中禅寺湖、長野県木崎湖、神奈川県芦ノ湖などでも放流されています。

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サクラマスの亜種で、サクラマスが陸封(本来は海洋と淡水とを往復する魚が、特定の要因により淡水中の生活に完全に適応したもの、ヤマメやイワナなども陸封魚)された陸封型トラウトとされています。

名前の由来は、梅雨や天候が崩れやすい初夏に多く漁獲されるからとされています。

比較的綺麗な水域に住み、小魚、エビ、水生昆虫などを食べます。2~4年かけて大きいものは60cmを越えるまで成長します。

産卵期は秋で9月~11月。琵琶湖に流れ込む河川に遡上して産卵し、産卵した親は死んでしまいます。稚魚は翌年の5月~6月に琵琶湖に戻って、沖合、水深15~20メートル位の場所で生活します。

主に滋賀県、琵琶湖周辺で流通、消費されていましたが、やがて各地で養殖が盛んになり、スーパーなどにも並ぶようになりました。

琵琶湖、京都など、産地周辺では旬の物が高値で取引されています。

同じサケ科の「アマゴ」という陸封魚も、「あめのうお」と呼ばれることがあります。どちらも同じサクラマスの仲間で、稚魚の内は見分けることも難しいほどよく似ているそうです。

アマゴは山間部の貴重なタンパク源で、渓流釣りて釣れることから、釣り人の間でよく食べられていました。
やがて全国で養殖され、比較的安価で流通しています。

琵琶湖にはビワマスとアマゴの両種が生息しています。琵琶湖ではアマゴは国内外来種という扱いになっています。2019では中影響外来種に指定されています。

この2種はとても近い存在なので、混ざりあってしまうことも懸念されますが、現在琵琶湖では混ざりあうことはなく共存しているそうです。

ビワマスの主な料理法は、刺身、洗い、酢じめ、塩焼き、煮つけ等です。

アマゴの主な料理法は、刺身、カルパッチョ、塩焼き、フライ、唐揚げ、ソテー、ムニエル、みそ煮、味噌汁等です。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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