鮴 目張 眼張 メバル 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
鮴 目張 眼張
メバル
英語:Japanese sea perch ジャパニーズシーパーチ Japanese rockfish ジャパニーズロックフィッシュ
Unicode:
[鮴_0x9BB4]
[目_0x76EE][張_0x5F35]
[眼_0x773C][張_0x5F35]
カサゴ目フサカサゴ科またはメバル科メバル属の海水魚のうち、日本で古来「メバル」と呼ばれてきた3種の総称で、北海道から九州にかけて広く分布します。海外では朝鮮半島南部に分布します。
日本では春告げ魚(はるつげうお)とも呼ばれています。
「メバル」3種
アカメバル(赤眼張・赤鮴)
25cm前後で、胸ビレは15本。身体は左右に側扁(平べったい)、全体に黒味が強く、やや赤味がかる。
クロメバルより内湾に多い。
シロメバル(白眼張・白鮴)
25cm前後で、胸ビレは17本。身体は左右に側扁(平べったい)、体色は黒か灰色で、薄い横帯が出る。
体側には目立つ斑紋がない。
クロメバルより内湾に多い。
クロメバル(黒眼張・黒鮴)
25cm前後で、胸ビレは16本。身体は左右に側扁(平べったい)、全体に黒っぽい。
アカメバル、シロメバルよりも外洋に面したところに多い。
沿岸の浅い岩礁域や藻場に群れをなして暮らしています。
カサゴのように底生ではなく、岩礁付近を群れて泳ぎ回ったり、垂直に切り立った岩場に沿って、立ち泳ぎすることもあります。
食性は肉食で、貝類、多毛類、小型の甲殻類、小魚などを捕食します。
全長は20~30cmほど。体はカサゴよりも幅が薄く、体高が高いです。口と眼が大きく、「メバル」という和名も大きく張り出した眼に由来します。
カサゴと同じく卵胎生で、体内で卵を受精・発生させ、交尾の1ヶ月後くらいに、数千匹の稚魚を産みます。
稚魚は海藻の間などに大群を作って生活します。
刺し網、定置網で漁獲されますが、水揚げ量は決して多くなく、やや高値で取引きされます。
脂肪が少なく上品な白身で、かつ、脂がのっていて後味がさわやかです。
主な料理法は、塩焼き、唐揚げ、刺身などです。台湾では「平鮋」と称して蒸し魚などにされます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.