鮲 マテ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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鮲 マテ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

マテ

英語:Razor clam レイザークラム

Unicode: [鮲_0x9BB2]

二枚貝綱マテガイ科の海水性二枚貝で、馬刀貝、蟶貝とも書きます。海水性で、東北地方以南から中国大陸までに分布しています。

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大きな内湾の干潟や、おだやかな内海の砂浜、浅い泥の海に暮らしています。鞘に収めた馬手差に近い形状から、この名がついたとされています。

殻長15cmほどに成長します。細長い形の薄い殻を持ち、全体に薄い茶色をしています。

砂や泥に深く潜っていて、プランクトンを食べるための水管を水中に出すこともあります。
潮が満ちてくると、砂地から出てきます。

干潮時にマテガイの穴に塩を振り込むと飛び出してくるので、このとき手で抜き取るようにして捕まえることができます。

独特の形ですが、癖はなく、アサリに似て美味で、多くの国で食用にされます。日本では、特に西日本で多く食用とされています。

食べる前に砂抜きが必要ですが、砂を吐かせるのは容易で、また殻から取り出すのも簡単にできます。

主な料理法は、バター焼き、塩茹で、煮付け、ソテー、アヒージョなどです。
アメリカでは、塩茹でにして溶かしたバターに漬けて食べます。スペインでは、ニンニクとオリーブ油をかけて鉄板焼きにしたり、中身を取り出して衣をつけて揚げてたべます。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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