魞 エリ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
魞
エリ
英語:Bamboo fence fishing weir バンブーフェンスフィッシングウエア
Unicode: [魞_0x9B5E]
河や湖、沼、内湾など、風波の穏やかな場所に、よしずや竹垣を迷路のように張り立てて、魚を誘導して捕らえる定置漁具のこと。
障害物にぶつかるとそれに沿って泳ぐ魚の習性を利用し、湖岸から沖に向かって魚道(魚の通り道)に、矢印型に網を設置。「つぼ」と呼ばれる行き止まりに誘導して捕まえます。
現在では長さ調節可能な強化繊維プラスチックの杭が開発され、効率化も進んでいるそうです。
琵琶湖の伝統漁法で、「魞漁(えりりょう)」と呼ばれています。
河や湖、沼ではエビや小アユ、コイ、フナ、ウナギなどを漁獲し、内湾では、アジ、イワシ、サバ、エビなどを漁獲します。
フィリピン、タイなど東南アジアの沿岸では盛んに行われており、マグロ、カツオ、アジ、サバ、イワシ、タイ類などを捕まえています。
現在は長さ調節できる強化繊維プラスチックの杭が開発されるなど、効率化も進んだそうです。
垣の間隔を調整する事で、捕まえる魚の大きさを調整でき、必要な量だけを捕獲できるので、持続可能な漁法として注目されています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.