雷魚 ライギョ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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雷魚 ライギョ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

雷魚

ライギョ

英語:Snakehead スネークヘッド

Unicode: [雷_0x96F7][魚_0x9B5A]

スズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚の総称で、日本にはカムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種が分布します。

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元々は東アジアに分布し、日本には人為的に移入された外来種とされていますが、近年では、北海道を中心にカムルチーが生息していたとも言われています。

カムルチー
中国から朝鮮半島、アムール川流域までのロシア沿海地方が原産地。
最大1m前後に成長します。
朝鮮半島から奈良県に持ち込まれ、以後全国に流出しました。
「カムルチー」は朝鮮語で、ノーザンスネークヘッドとも呼ばれます。
親魚は巣を作り、卵や稚魚を保護します。

タイワンドジョウ
中国南部、ベトナム、フィリピンなどが原産地。
20~60cm程度に成長します。
カムルチーに比べて小型で、体側の斑点も細かいです。
和名に「ドジョウ」と付きますが、コイ目ドジョウ科のドジョウとは全く種類が異なります。
台湾から大阪府に移入され、現在の生息地は沖縄県、香川県、兵庫県、和歌山県。
親魚は巣を作り、卵や稚魚を保護します。

コウタイ
台湾、海南島、長江流域以南の中国などが原産地。
全長30cm程度の小型種。
腹ビレがないこと、尾に黄褐色の縁取りのある黒色の斑がひとつあることで他種と区別します。
台湾島から沖縄県石垣島、さらに大阪府に移入され、湖沼や流れのある河川を好み、原産地では山間部に多いです。「コウタイ」は閩南語。
カムルチーやタイワンドジョウのような巣は作りませんが、卵や稚魚を保護するのは共通です。

体は前後に細長い円筒形をしており、背ビレと尻ビレは棘条が発達していません。口は大きく、下顎が上顎よりも前に突き出ており、鋭い歯が並びます。
噛みつかれて出血することもあるため、捕まえる時は注意してください。

空気呼吸ができ、水面に口を出して吸い込んだ空気から、酸素を直接摂取することができます。
酸素量が少ない水でも生存できますが、空気呼吸だけでは生存できません。

基本的に湖・沼・池・河川の中下流など、流れが無いか緩やかで、水生植物が生い茂った水域を好みます。コウタイは流れのある河川にも住んでいます。

朝や夕方の薄暗い時間帯や、水が濁っている時に活発に活動します。

食性は肉食で、魚、甲殻類、昆虫、カエル、カメなどの水生動物のほか、水鳥の雛や、ネズミやヘビなど水辺周辺に生息する小動物まで、さまざまな獲物を捕食します。

英語では「Snakehead(スネークヘッド)」と総称され、ルアー釣りや観賞魚の愛好家はこちらで呼ぶことが多いです。

大型で引きが強いので各地にルアーフィッシングの熱心なマニアが多く、専用の特に太くて強いルアー竿が各メーカーから販売されている。

飼い切れなくなった飼育者などが放流したり、移入されたものが逃げたりして、国内の水域に入り込み、在来種の生き物を捕食し、生態系を破壊しているとされています。

肉は淡白な白身で、朝鮮半島、中国などでは重要な食用魚とされています。スープや炒め物、揚げ物、鍋などに調理され、養殖も盛んに行われています。ただし寄生虫がいるので、生食すると危険で必ず加熱します。

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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