雁草 カリガネソウ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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雁草 カリガネソウ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

雁草

カリガネソウ

英語:Bluebeard ブルーベアード

Unicode:[雁_0x96C1][草_0x8349]

シソ科カリガネソウ属の多年草で、北海道、本州、四国、九州に分布し、山地や原野の林縁などに自生します。

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硫黄に似た独特の臭気があり、茎は四角形で直立し、上部で枝分かれし、高さ1mほどになります。

葉は対生し、長さ1~4cmの柄があり、広卵形で長さ8~13cm、鋸歯があり、先は鋭く尖り、基部は円形または浅い心形です。

葉腋から長い柄をもつ集散花序をだし、青紫色の花をまばらにつけます。
花冠は長さ8~10㎜の筒部があり、先は5裂し裂片の下の1個は特に大きく反曲します。
和名は花の様子を雁に見立てたものです。

育て方は、強健で、日当たりを好みますが半日陰でも育ちます。乾燥と多肥を嫌います。冬に地上部が枯れたら刈り込みます。

用土は、市販の草花用培土もしくは赤玉土2:腐葉土(又はバーク堆肥)1程度に混ぜたものなどを使います。

水やりは、乾燥を嫌いますので、鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えにした場合は自然の雨だけで生育しますが、夏や乾燥する時期は水を与えます。

施肥は、地植えの場合は、春と花後に有機質肥料を与えます。鉢やプランターで育てる場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を与えます。多肥を嫌いますので、他の植物よりは少なめに与えます。液肥を与える場合も薄めに与えます。

花言葉は「誠実」「楽しい思い出」「清楚な人」「実質」「実質を求める」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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