金魚草 キンギョソウ 角字で花と植物の名前、漢字表記
金魚草
キンギョソウ
英語:Snapdragon スナップドラゴン
Unicode: [金_0x91D1][魚_0x9B5A][草_0x8349]
オオバコ科キンギョソウ属の多年草植物で、南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部が原産地です。
その名の通り金魚のような形の花が数多く咲きます。花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色と華やかです。
本来は多年草の植物であり、年月が経つにつれて茎が木質化しますが、日本では夏に枯れてしまうので、秋蒔きの一年草(寒冷地では春蒔き)として扱われています。種は丈夫で、地植えでは、こぼれ種で毎年花を咲かせます。
キンギョソウは日光を好みますが、直射日光を嫌うので、春や秋は日当たりの良いところで育て、夏は半日陰か明るめの日陰で育てるようにしましょう。
寒さにも強いのですが、霜に当たると枯れてしまいます。冬は日当たりの良さを確保しつつ、外で育てるなら霜対策が必要です。
花言葉は、「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」「清純な心」「騒々しい」「推測ではやはりいやです」「予知」「予言」「欲望」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.