金縷梅 満作 マンサク 角字で花と植物の名前、漢字表記

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金縷梅 満作 マンサク 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

金縷梅 満作 マンサク 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

金縷梅 満作

マンサク

英語:Japanese witch hazel ジャパニーズウィッチヘーゼル

Unicode:
[金_0x91D1][縷_0x7E37][梅_0x6885]
[満_0x6E80][作_0x4F5C]

マンサク科マンサク属の落葉小高木で日本原産。日本の本州太平洋側から九州に分布しており、各地の山林に普通に自生しています。また、花木として栽培もされています。

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「マンサク」の名前の由来は明らかではありませんが、早春に他の植物に先駆けて咲くことから「まず咲く」「真っ先」という言葉が転じたものと言われています。

また、枝に多数の花を付ける株姿から、花がよく咲けば豊作、花が少なければ不作など、作物の豊年満作を占う植物として古くから親しまれており、そこから「満作」と名前が付いたとも言われています。

木々の芽吹きも始まらない冬の野山などで、黄色の花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げる花木です。

高さ3mほどの灌木で、生長すると5~6mになり、樹皮は灰褐色で滑らかで、一年枝は淡褐色で毛があります。

葉は互生し、菱形状の円形から広卵形で左右が歪み、葉身が厚く波状の鋸歯があります。表は濃い緑色でツヤがあり、葉裏の葉脈上に淡褐色の毛が密生して生えます。秋は黄葉して黄色から橙色に色づき、落葉すると褐色に変わります。

花は黄花でやや控えめな印象ですが、シナマンサクや交配種は花が大きく、黄から濃赤色まで花色も豊富です。
落葉期(2~3月)に咲くため、小さいながらも花がよく目立ちます。美しい紅葉も楽しめ(10月中旬から11月)、水平に伸びる枝には整然とした美しさがあります。庭木や公園樹として利用されます。

いずれの品種も丈夫で寒さに強く、栽培は容易です。

育て方は、日当たりが良く水はけの良い場所を好みます。丈夫で育てやすい植物です。耐寒性に優れており冬越しは不要です。夏の強い西日を嫌いますが、適地で育てれば病害虫の発生もほとんどなく、樹形も自然にまとまります。成長が遅いので、狭い場所にも植えることができます。

乾燥しすぎる場所は苦手なので、西日が株元に当たらないような場所で育ててください。半日蔭程度の日照でも育ちますが、日当たりの良い場所の方が、花付き良いです。

用土は、地植えの場合は、用土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込んでおきます。鉢植えの場合は、赤玉土6:腐葉土4などの配合土を使います。

水やりは、乾燥を嫌います。地植えの場合は、根付くまでは乾燥に注意し、根付いてからも夏場に乾燥が続くようなら与えます。鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと。特に夏場の水切れには注意しましょう。

施肥は、地植えの場合は、寒肥として冬の2月頃に堆肥を株元に施します。鉢植えの場合は、盛んに枝を伸ばす5月頃と12月頃に、緩効性化成肥料、または固形の油粕などを株元に施します。

花言葉は「ひらめき」「神秘」「呪文」「魔力」「霊感」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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