都市封鎖 ロックダウン/としふうさ 角字で新型コロナウイルス感染症関連用語、漢字表記
都市封鎖
ロックダウン/としふうさ
Lockdown
Unicode: [都_0x90FD][市_0x5E02][封_0x5C01][鎖_0x9396]
ロックダウンは元々、
1 中にいる人の安全のために、建物などの出入り口を封鎖すること。
2 感染症拡大防止などのために、都市部において、人々の外出や移動を制限すること。
3 不正アクセス防止のために、オペレーティングシステムやアプリケーションの機能や操作を制限すること。
など、緊急事態により、建物やエリアへの出入りを自由にできない状況にする措置や状態のことを指します。
新型コロナ対策で、東京都の小池百合子知事が記者会見で発言したことをきっかけに、ある地域の人びとの移動や物流を停止し、他の地域との接触を断つことで、ウイルスや細菌による被害の拡大を抑えることという意味が強調されたようです。
実際には、強制的に人や物流を禁止することは、日本の法律上や世論的には難しいため、外出自粛要請となりました。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.