躑躅 ツツジ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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躑躅 ツツジ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

躑躅

ツツジ

英語:Azalea アザレア

Unicode: [躑_0x8E91][躅_0x8E85]

ツツジ科の植物で、学術的にはツツジ属の植物の総称です。ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがあります。漢字では躑躅または映山紅とも書きます。

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英語名の「Azalea(アザレア)」は本来「つつじ」を表す言葉です。ツツジ科ツツジ属の植物の総称が「アザレア」となります。 が、日本ではタイワンツツジをベルギーで品種改良したものを輸入し、「アザレア」と呼んでいます。 海外では「ベルギー・アザレア」と呼ばれているものが日本の「アザレア」です。

主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花となっています。

低木から高木で、葉は常緑または落葉性、4月の春先から6月の初夏にかけて漏斗型の特徴的な形の花(先端が五つに裂けてている)を数個、枝先につけます。花色は赤、ピンク、白、桃色など多彩です。

日本では古くから園芸品種として交配され、美しい品種がたくさん生まれました。

江戸末期に作出されたクルメツツジはその代表で、種類も多く色とりどりの大きな花が咲き、満開の時期は大変美しいです。

生け垣や、庭木、お寺の庭園、公園や道路の分離帯、街路樹に植栽されていて、初夏を彩る花として有名になり、各地に名所があります。

品種は大変多いですが、日本に自生する野生種をもとに改良されている品種は、いずれも栽培は容易です。鉢植えでも庭植えでも楽しむことができます。

日なたが好きなので、日当たりの良い、少なくとも午前中は日が当たる場所で育てましょう。

腐植質に富んだ水はけと水もちのよい酸性土壌を好みます。庭植えは腐葉土やピートモスを混ぜて植えます。
鉢植えは赤玉土小粒4、鹿沼土小粒3、酸度未調整のピートモス2、バーミキュライト1の配合土などを使用してください。市販の専用倍土があれば問題なく育ちます。植えつけ、 植え替えは、3月から6月上旬、または9月下旬から10月です。

水やりは夏の高温期には乾かさないように注意し、朝または夕方に水やりをします。ほかの季節は乾いたら与えましょう。

施肥は、元肥の他には、花後と株の充実する9月下旬、休眠期の1月に、緩効性の化成肥料や油かすを与えてください。

花言葉は「節度」「慎み」、赤は「恋の喜び」、白は「初恋」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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