貝割大根 かいわれだいこん 角字で野菜や果物の名前、漢字表記
貝割大根
かいわれだいこん
英語: White radish sprouts ホワイトラディッシュスプラウド
Unicode: [貝_0x8C9D][割_0x5272][大_0x5927][根_0x6839]
カイワレダイコン(穎割れ大根、貝割れ大根)は、ダイコンの発芽直後のもやしを食用とするスプラウト食材です。二枚貝を開いたときのような子葉の形から「貝割れ」という名前がついたといわれています。
ダイコン(大根)はアブラナ科ダイコン属の越年草で、野菜として広く栽培さています。
地中海または中央アジアの地域が原産で、日本、中国、ヨーロッパなど各地で主に肥大した根を食用とするほか、葉も食材となり、根の部分は淡色野菜、葉は緑黄色野菜となっています。
日本では特に品種・調理法とも豊富で、世界一大きくて重い桜島大根や、世界一長い守口ダイコンなどの種類があり、日本人の食卓には欠かすことのできない野菜となっています。
葉はビタミンAを多く含み、青汁の原料として使われ、汁はビタミンCやアミラーゼを多く含みます。
薬味や煮込み料理にも使われるなど、利用の幅は大変広いです。
食べ方
シャキシャキした歯ごたえと、大根特有のピリッとした辛みやほのかな苦味が特徴です。生のままサラダや和え物、丼物の彩りなどに用いられることが多いです。
また、ゆでておひたしにして食べると、苦みや辛みが緩和されて、味がマイルドになります。
発芽に伴う代謝で、種子のときには存在しなかった成分も新たに合成され、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどが含まれ、健康に良いとされています。
価格も手頃で、スーパーなどで通年、手に入るので、重宝する野菜でもあります。
育て方
用意するもの
・プラスチックの容器(スーパーで購入した果物や肉、魚が入っていたトレーで問題ありません)
・アルミホイル
・脱脂綿
・かいわれ大根の種(ホームセンターや100円ショップで販売されています)
1. 軽く湿らせる程度に水をつけた脱脂綿をトレーに敷き、種が重ならないよう均等に並べます。
2. アルミホイルをトレーにかぶせて暗い場所で3日間放置します。開けると日が入って発芽が遅れるようなので注意してください。
3. 発芽して5㎝~6㎝ほど伸びたら、日の当たる場所に移動して葉を光合成させます。葉は光の方向に伸びていくので、真っすぐ縦に成長するように、向きを変えてみてください。
4. 脱脂綿は常に湿った状態をキープしてください。水が腐らないように時々捨てて、入れ替えます。
5. 種をまいて1週間~14日ほどで食べられます。根っこの近くをハサミで切って収穫します。
花言葉
「潔白」「適応力」など。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.