角字で 干支(えと) 酉(とり) 癸酉、乙酉、丁酉、己酉、辛酉、漢字表記

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角字で 干支(えと) 酉(とり) 癸酉、乙酉、丁酉、己酉、辛酉、漢字表記 干支(えと) 酉(とり)(漢字表記)を角字で表現してみました。

干支 酉

えと とり

Unicode:
【癸酉】きゆう  (みずのととり) [癸_0x7678][酉_0x9149]
【乙酉】いつゆう (きのととり)  [乙_0x4E59][酉_0x9149]
【丁酉】ていゆう (ひのととり)  [丁_0x4E01][酉_0x9149]
【己酉】きゆう  (つちのととり) [己_0x5DF1][酉_0x9149]
【辛酉】しんゆう (かのととり)  [辛_0x8F9B][酉_0x9149]

 

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせて干支(えと)となります。

干支(えと)は基本的に十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて表します。

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十干と十二支は1年ずつ変化します。組み合わせが変わることによってその年の干支が決定します。例えば、十干が丙で十二支が子の場合は「丙子(ひのえね)」、十干が壬で十二支が寅の場合は「壬寅(みずのえとら)」となります。

干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ること(60年周期)を還暦といいます。

 

【癸酉】きゆう(みずのととり)

干支の組み合わせの10番目で、前は壬申、次は甲戌。
陰陽五行では、十干の癸は陰の水、十二支の酉は陰の金で、相生(金生水)。

金属の上に、雨が降り注いでいます。 金属が雨を呼ぶため、水が涸れることはありません。

生まれの性格や特徴
本質を見抜く、的確な判断、危機回避能力、こだわりがち、完璧主義、親切、世話好き、仲間や身内を大切にする、計画的、有言実行

相性が良い干支は、「戊辰(つちのえたつ)・甲辰(きのえたつ)・乙丑(きのとうし)」です。
相性の悪い干支は、「甲戌(きのえいぬ)・丁卯(ひのとう)・己卯(つちのとう)」です。

【乙酉】いつゆう(きのととり)

干支の組み合わせの22番目で、前は甲申、次は丙戌。
陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の酉は陰の金で、相剋(金剋木)。

秋に草花が生えています。 秋は金気で、草花を傷つけますが、草花は刈り込まれ、美しく整えられます。種や実も成熟します。水があれば、草花が潤ってより美しさが増すでしょう。

生まれの性格や特徴
裏表ない、真っ直ぐ、素直、根っからの正直者、感情豊か、会話力、ムードメーカー、向上心、実は負けず嫌い、瞬発力、決断力、熱しやすく冷めやすい、好奇心旺盛、会話上手

相性が良い干支は、「癸丑(みずのとうし)・乙丑(きのとうし)・丁巳(ひのとみ)」です。
相性の悪い干支は、「己卯(つちのとう)・辛卯(かのとう)・丁酉(ひのととり)」です。

【丁酉】ていゆう(ひのととり)

干支の組み合わせの34番目で、前は丙申、次は戊戌。
陰陽五行では、十干の丁は陰の火、十二支の酉は陰の金で、相剋(火剋金)。

宝石や貴金属の上で、火が燃えています。 炎によって、宝石や貴金属の輝きが増しています。 明るい昼よりも、暗い夜の方が美しさがより際立ちます

豊臣秀吉が文祿の役で明と和議を約した後に、明使の渡来と朝鮮王子の来朝を求めましたが、明使の表文が無礼であると激怒し、慶長二年(一五九七)正月にふたたび朝鮮に出兵しました。この戦役を「慶長の役」と呼びますが、朝鮮では「丁酉再乱」と呼ばれています。

生まれの性格や特徴
素直、気まぐれ、空気を読まない、共感力、大胆且つ繊細、プライドが高い、自信家、意外とナイーブ、懐の深さ、来る者拒まず、温厚、要領の良さ、ユーモアのセンス、異性にモテる

相性が良い干支は、「甲辰(きのえたつ)・丙辰(ひのえたつ)・戊辰(つちのえたつ)・丙申(ひのえさる)・乙丑(きのとうし)」です。
相性の悪い干支は、「辛卯(かのとう)・癸卯(みずのとう)・乙酉(きのととり)・丁卯(ひのとう)・乙卯(きのとう)」です。

【己酉】きゆう(つちのととり)

干支の組み合わせの46番目で、前は戊申、次は庚戌。
陰陽五行では、十干の己は陰の土、十二支の酉は陰の金で、相生(土生金)。

金属の上に、柔らかい土が乗っています。 土は様々なものを柔らかく受け止めます。地中には金属があるため、見かけよりしっかりしています。

慶長14年(1609年)、対馬の宗氏と李氏朝鮮の間で結ばれた条約を「己酉約条」と呼び、これにより、文禄・慶長の役以来断絶していた朝鮮との貿易が再開されました。

生まれの性格や特徴
合理的な判断、理系タイプ、上品、人当たりの良さ、スマート、慎重、堅実、地に足のついた人生、意見調整役、、育ちの良さ、ユーモアのセンス、自然体、的確な判断能力、等身大、観察眼、客観的、理責め、理屈っぽい、分析力、参謀タイプ、おっとり、常に頭を働かせている、好奇心旺盛、競争心、大器晩成、頭脳明晰

相性が良い干支は、「丁巳(ひのとみ)・辛巳(かのとみ)・庚辰(かのえたつ)・丁丑(ひのとうし)・甲辰(きのえたつ)」です。
相性の悪い干支は、「乙酉(きのととり)・癸卯(みずのとう)・乙卯(きのとう)・丁酉(ひのととり)・辛卯(かのとう)」です。

【辛酉】しんゆう(かのととり)

干支の組み合わせの58番目で、前は庚申、次は壬戌。
陰陽五行では、十干の辛は陰の金、十二支の酉は陰の金で、比和。

金属の上に、宝石や貴金属が乗っています。 宝石や貴金属は金属から力をもらって、輝きを増しています。

中国の前漢から後漢に流行した「緯書」には、辛酉は金性が重なった干支であり、陰の気なので、人の心がより冷酷になりやすいとされ、辛酉は天命が改まる年とされ、王朝が交代する革命の年でこれを「辛酉革命」と呼びます(実際に革命が起こったかどうかは正確な統計データはありません)。
日本にて辛酉の年に改元する習わしは、政治的変革が起るのを防ぐ目的で、平安時代の昌泰4年(901年)に元号を「延喜」と改めたことから始まりました。前年の庚申年と2年続けて改元が行われることが多く、明治時代まで続きました。

生まれの性格や特徴
自分に厳しい、思いやり深い、親切、世話好き、変化に敏感、強い信念、ストイック、知的好奇心が強い、学習意欲、努力家、俯瞰的、機転が利く、的確な判断力、広い視野、問題解決能力、現実主義者、手堅い、現実的な目標

相性が良い干支は、「壬辰(みずのえたつ)・丙辰(ひのえたつ)・癸丑(みずのとうし)」です。
相性の悪い干支は、「丁巳(ひのとみ)・己卯(つちのとう)・辛卯(かのとう)」です。

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