角字で 干支(えと) 戌(いぬ) 甲戌、丙戌、戊戌、庚戌、壬戌、漢字表記
干支 戌
えと いぬ
Unicode:
【甲戌】こうじゅつ(きのえいぬ) [甲_0x7532][戌_0x620C]
【丙戌】へいじゅつ(ひのえいぬ) [丙_0x4E19][戌_0x620C]
【戊戌】ぼじゅつ (つちのえいぬ) [戊_0x620A][戌_0x620C]
【庚戌】こうじゅつ(かのえいぬ) [庚_0x5E9A][戌_0x620C]
【壬戌】じんじゅつ(みずのえいぬ) [壬_0x58EC][戌_0x620C]
十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせて干支(えと)となります。
干支(えと)は基本的に十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせて表します。
十干と十二支は1年ずつ変化します。組み合わせが変わることによってその年の干支が決定します。例えば、十干が丙で十二支が子の場合は「丙子(ひのえね)」、十干が壬で十二支が寅の場合は「壬寅(みずのえとら)」となります。
干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ること(60年周期)を還暦といいます。
【甲戌】こうじゅつ(きのえいぬ)
干支の組み合わせの11番目で、前は癸酉、次は乙亥
陰陽五行では、十干の甲は陽の木、十二支の戌は陽の土で、相剋(木剋土)。
冷たく乾いた土の上に大きな木が生えています。水があればまっすぐに育ち、なければ育ちが悪いでしょう。
生まれの性格や特徴
無駄を嫌う合理主義者、白黒ハッキリつけたい、直球ストレート、好奇心旺盛、吸収力、几帳面、優等生、忍耐強い、鋭い直感、霊感
相性が良い干支は、「己卯(きのとう)・戊寅(つちのえとら)・丁卯(ひのとう)・丙午(ひのえうま)・癸卯(みずのとう)」です。
相性の悪い干支は、「庚辰(かのえたつ)・辛丑(かのとうし)・戊辰(つちのえたつ)・庚寅(かのえとら)・乙酉(きのととり)です。
【丙戌】へいじゅつ(ひのえいぬ)
干支の組み合わせの23番目で、前は乙酉、次は丁亥。
陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の戌は陽の土で、相生(火生土)。
冷たく乾いた土を、上から太陽が照らしています。 太陽は土を暖めて力を与えてくれますが、太陽が沈んでいるときは、土の力は弱まります。
生まれの性格や特徴
周囲を和ませる、ひょうきん者、愛されキャラ、口達者、素直、明るい性格、真っすぐ、気配り、スター体質、芸術性、ずば抜けた感性、華やか、さみしがり屋
相性が良い干支は、「乙卯(きのとう)・丁卯(ひのとう)・己卯(つちのとう)・辛卯(かのとう)・戊午(つちのえうま)」です。
相性の悪い干支は、「庚辰(かのえたつ)・壬辰(みずのえたつ)・庚子(かのえね)・壬子(みずのえね)・癸亥(みずのとい)」です。
【戊戌】ぼじゅつ(つちのえいぬ)
干支の組み合わせの35番目で、前は丁酉、次は己亥。
陰陽五行では、十干の戊は陽の土、十二支の戌は陽の土で、比和。
冷たく乾いた土の上に、大きな土の山が乗っています。 土が大量にあり、土壌がしっかりとしています。水があれば土が潤い、木があれば豊かな緑の山となります。
中国清朝末期の1898年(=戊戌の年、光緒24年)に光緒帝によって実行された、一連の近代政治改革を「戊戌の変法」と呼び、これを不服として、改革を嫌う西太后・袁世凱ら朝廷内の保守派が、同年9月21日に起こしたクーデターを「戊戌の政変」と呼びます。
生まれの性格や特徴
趣味人、没頭する、一人の時間をこよなく愛す、一匹狼、高い集中力、熱心な勉強家、努力家、知識欲、裏付けされた自信、優しい、思いやり深い、直感タイプ、金儲けのセンスあり、流行を読める
相性が良い干支は、「丁卯(ひのとう)・辛卯(かのとう)・乙卯(きのとう)」です。
相性の悪い干支は、「庚辰(かのえたつ)・壬辰(みずのえたつ)・甲辰(きのえたつ)」です。
【庚戌】こうじゅつ(かのえいぬ)
干支の組み合わせの47番目で、前は己酉、次は辛亥。
陰陽五行では、十干の庚は陽の金、十二支の戌は陽の土で、相生(土生金)。
冷たく乾いた土の上に、金属の塊が乗っています。 土が金属にエネルギーを与えており、金属は強さを増していますが、土が多過ぎると金属が埋もれて、力を発揮しづらくなります。
生まれの性格や特徴
周囲に流されない、礼儀正しい、芯の強さ、独自の存在感、聡明、我慢強い、忍耐力、前向き、楽観的、自尊心の強さ、まっすぐ、裏表のない人、石橋をたたいて渡る、頑固、興味優先
相性が良い干支は、「己卯(つちのとう)・乙卯(きのとう)・戊申(つちのえさる)・壬午(みずのえうま)・庚申(かのえさる)」です。
相性の悪い干支は、「丁丑(ひのとうし)・甲辰(きのえたつ)・丙辰(ひのえたつ)・丁未(ひのとひつじ)・己丑(つちのとうし)」です。
【壬戌】じんじゅつ(みずのえいぬ)
干支の組み合わせの59番目で、前は辛酉、次は癸亥。
陰陽五行では、十干の壬は陽の水、十二支の戌は陽の土で、相剋(土剋水)。
冷たく乾いた土の上に、湖や海があります。 土が水を支えています。 安定して穏やかに見えますが、大きなエネルギーを内包しています。
生まれの性格や特徴
穏やか、勤勉、懐の深い人、純真、人を疑わない、来る者拒まず、優しい、謙虚、だまされやすい、明るい、活発、リーダーシップ、気さく、話上手、本気モードは情熱的、怒らせたら怖い、器が大きい、面倒見の良さ、強運、危険察知能力、先見の明、思慮深い、大器晩成、一本気
相性が良い干支は、「乙卯(きのとう)・辛卯(かのとう)・甲午(きのえうま)・壬午(みずのえうま)・庚午(かのえうま)」です。
相性の悪い干支は、「己丑(つちのとうし)・丙辰(ひのえたつ)・戊辰(つちのえたつ)・己未(つちのとひつじ)・乙丑(きのとうし)」です。