蜀黍 唐黍 モロコシ 角字で花と植物の名前、漢字表記

スポンサーリンク
蜀黍 唐黍 モロコシ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

蜀黍 唐黍 モロコシ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

蜀黍 唐黍

モロコシ

英語:Indian millet インディアンミリット

Unicode:
[蜀_0x8700][黍_0x9ECD]
[唐_0x5510][黍_0x9ECD]

イネ科、ソルガム属に分類される一年草の作物です。タカキビ、コーリャンとも呼ばれます。
原産地は、チャド東部からエチオピア東部にかけてのサバンナ地帯と推定されています。

スポンサーリンク

栽培されるモロコシは、大きさや早晩性などの変異が大きく、利用目的によってさまざまなタイプがあります。
草丈が100cm前後と短く、穂が全体の量に比べて大きい「子実型」、草丈が300cmを超えて穂が全体の量に比べて小さい「ソルゴー型」、それらの中間の「兼用型」があります。

4000年前の種子がアフリカの遺跡からみつかっており、起源地から西アフリカやインドに伝わったと考えられています。
日本では、弥生時代以降に栽培されるようになったと考えられますが、確かな証拠はありません。

飼料用として使用されるほか、実を炊くとひき肉のような弾力とコクがあるので「たかきびハンバーグ」などとして材料にも使われています。

現在の栽培地は、インド、アフリカ、中国、アメリカなどの高温・乾燥地帯が中心です。トウモロコシよりも乾燥に強く、広い地域で主食用や飼料用に栽培されています。

日本では、本州、四国、九州地方などで飼料用として栽培が盛んであり、水田転作作物としても各地で栽培されています。

育て方は、日当たりが良く暖かい場所を好みます。関東以南の温暖地に適しています。
根を深く張り、乾燥、高温に強く、アルカリ土壌でよく生育します。酸性土を嫌うため、土が酸性の場合は、石灰や牡蠣殻などで中和しておき。

30cmまで伸びたら、中耕(列の間の土を平鍬などで耕す)してください。列の間に生えている草を土の中に埋め込んでしまうことで、草の生長を止めます。中耕の後に土寄せ(耕してやわらかくなった土を株元に寄せる)してください。

用土は、水はけのよいアルカリ土壌を好みますので、酸性に傾いていれば、苦土石灰を2週間前ぐらいに土に混ぜます。牡蠣殻などの天然石灰でも問題ありません。

水やりは、乾燥に強く、地植えであればほとんど必要ありません。

施肥は、雑穀の中では肥料を多く必要とします。吸肥力が強いので、連作する場合は、肥料分を補わないと、土がどんどん痩せていってしまいます。
植え付ける前に、発酵鶏糞(けいふん)、豚糞堆肥(たいひ)、牛糞堆肥などを土に混ぜ込んでおきます。米ぬかや油かすなど、発酵していない有機質肥料を元肥を使う場合は、1週間程おいて肥料分を分解しやすくしてから与えます。追肥の必要はありません。

花言葉は「同意」「財宝」「豊富」「洗練」「仲たがい」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

スポンサーリンク