藍子 アイゴ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
藍子
アイゴ
英語:Rabbit fish ラビットフィッシュ
Unicode: [藍_0x85CD][子_0x5B50]
スズキ目アイゴ科アイゴ属の海水魚で、青森県~九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島の沿岸の浅い岩礁地帯に生息しています。
海外では、朝鮮半島南岸、台湾、フィリピン、ミャンマー南沿岸、南シナ海・インドネシア、ニューギニア島、ソロモン諸島、ニューカレドニア、オーストラリア、ミクロネシア、インドなど、西太平洋域の温暖な海域に生息しています。
背ビレ、尻ビレ、腹ビレのトゲに毒腺があり、刺されると激しく痛むので注意してください。
7月~8月に産卵し、稚魚、幼魚期は藻類を食べ、成長すると藻類を主とした雑食性になります。体系は側扁形で、体長は25cm前後まで成長します。
藻場や、海藻の養殖場では、海藻などを食べるアイゴは嫌われています。
瀬戸内海、四国、九州などで食用とされています。特に秋にとれるものは高級魚として取引されています。
関東では食用とされておらず、あまり流通していません。防波堤釣りで釣れるので、釣り人の中には、好んで食べる人もいるようです。
主な料理法は、煮魚、刺身、カルパッチョ、焼き魚、揚げ物などです。
鱗は皮とほぼ一体化していて簡単にはぎ取ることができ、骨はあまり硬くないです。
身は上質な白身で、熱を通しても硬くなりません。海藻を食べるので、場所や季節によっては臭みがあります。
卵と白子は美味で、各地で好んで食べられます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.