薔薇 バラ 角字で花と植物の名前、漢字表記
薔薇
バラ
英語: rose、学名: Rosaceae Rosa
Unicode: [薔_0x8594][薇_0x8587]
バラは、バラ科バラ属の植物、特に園芸種(園芸バラ・栽培バラ)の総称です。灌木、低木、または木本性のつる植物で、葉や茎に棘を持つものが多いです。花は5枚の花びらです(ただし、園芸種では大部分が八重咲き)
イングランドの国花です。グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の国花でもあります。
薔薇戦争という内乱の後、テューダー朝の新しいシンボル「テューダー・ローズ」が制定され、それにちなんで国花がバラとなりました。元はヨーク家の白薔薇、ランカスター家の赤薔薇の記章に由来します。
薔薇戦争とは 1455-1485年、百年戦争終結後のイングランドで勃発したランカスター家とヨーク家による王位をめぐる内乱で、 ランカスター家が赤い薔薇、ヨーク家が白い薔薇の紋章を使用していたことから、後世になり薔薇戦争と呼ばれるようになりました。
エクアドル共和国の国花です。エクアドル共和国は、欧州向けバラの生産地として著名で、大輪の薔薇を生産しており、国花は、紫色の品格のある色をしたバラとされているそうです。
イラン・イスラム共和国の国花です。イランでは、昔からバラを育てている人々が多く、ペルシャ人には馴染みの深い花です。絨毯の模様などにも良く使われています。特に黄色い花の蔓バラが国花とされています。
イラク共和国の国花です。特に赤いバラが国花とされています。
ポルトガル共和国の国花です。古代から繁栄と愛の象徴とされ、ギリシャ時代には「愛と喜びと美と純潔」を象徴する花とされ、花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習になったとされています。
ルクセンブルク大公国の国花です。19世紀、ルクセンブルクにスペール・エ・ノッタンという植物栽培園があり、80年間でバラの品種を200種以上育種し世に出しました。そのため、ルクセンブルクはバラを国花に制定し、市内中にバラを植栽して観光客の目を楽しませています。
モロッコ王国の国花です。岐阜県の花フェスタ記念公園にはモロッコ庭園があり、モロッコの国花であるバラの季節にローズフェスティバルが開催されます。
アルジェリア民主人民共和国の国花です。
キルギス共和国の国花です。
ルーマニアの国花です。
ダマスクローズ(ロサ・ダマスケナ)は、世界一香りが良いバラとして知られ、バラの女王とも呼ばれています。香水の成分として使用されるローズオイルを抽出するために栽培される他、花びらは食用となり、調味料、付け合わせ、ハーブティの材料として用いられることが多いです。ダマスクローズ(ロサ・ダマスケナ)は、シリア・アラブ共和国の国花です。
「スルタン・カブース・ローズ」はオマーン国を代表する深紅の薔薇で、オマーン国王スルタン・カブースにちなんで名づけられました。「スルタン・カブース・ローズ」は、オマーン国の国花です。
モルディブ共和国の国花です。モルディブ共和国の国花は、ピンク色の薔薇で、現地ではフィニフェンマーと呼ばれています。
タンザニア連合共和国の国花です。
ブルガリア共和国の国花です。
「バラ」は和語で、古くは茨(いばら)と書き、それが転訛したものです。「うまら」「うばら」とも呼ばれました。「薔薇」の字をあてるのが通常ですが音読みでは「そうび」「しょうび」とも読みます。
現在では鑑賞用として栽培されることが多いですが、花弁から精油を抽出した「ローズオイル」は、香水の原料やアロマセラピーに用いられます。 花弁を蒸留して得られる「ローズウォーター」は、中東やインドなどでデザートの香りづけに用いられるほか、乾燥した花弁はガラムマサラに調合したり、ペルシャ料理では薬味として用いられます。花弁をエディブル・フラワーとして生食したり、花びらや実をジャムや砂糖漬けに加工したり、乾燥させてハーブティーとして飲用することもあり、古くは薬として使用されたこともあります。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.