薄雪草 ウスユキソウ 角字で花と植物の名前、漢字表記
薄雪草
ウスユキソウ
英語: Edelweiss エーデルワイス
Unicode: [薄_0x8584][雪_0x96EA][草_0x8349]
ウスユキソウは、キク科ウスユキソウ属に属する高山植物で、北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布し、花期は7〜8月、花は小さな花が集まった頭花で、茎の先端につき、その下に苞葉が広がります。
近縁種にセイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草、学名:Leontopodium alpinum)という高山植物があり、こちらはハナウスユキソウ(花薄雪草)と呼ばれる場合があります。
セイヨウウスユキソウはエーデルワイスと呼ばれ、ヨーロッパアルプスが生育地として有名であり、歌にも歌われました。ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌「エーデルワイス」がそうです。エーデルワイスは「高貴な白」という意味で、「アルプスの永久花」という名でも知られています。
高度2000-2900mの高山帯の石灰岩地を好みます。高山帯に見られるため、多くの地域において、山に関する事物に関連づけられており、また純潔の象徴にもなっています。
エーデルワイスは、スイス連邦および非公式ながらオーストリア共和国の国花にも選定されています。
花言葉は「純潔」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.