蔦 ツタ 角字で花と植物の名前、漢字表記
蔦
ツタ
英語:Japanese Ivy ジャパニーズアイビー
Unicode: [蔦_0x8526]
ブドウ科ツタ属の落葉性つる植物です。別名、アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ。
ツタ属植物は、アジアから北アメリカに15種が自生し、日本にはツタのみが本州から九州に自生します。
「つた」の名称は他の植物や岩に「つたって」伸びる性質から名づけられたとされています。建物の外壁を覆わせ、装飾として利用されます。
別名のアマヅラは、日本では古来から樹液を煮詰めて甘味料として利用していたためです。秋に美しく紅葉することから、モミジヅタとも呼ばれます。
まきひげの先端が吸盤になっており、外壁などに付着します。無理やり抜いたりすると、吸盤だけが残ったりします。
外壁を覆うことで、遮光の他に外壁の温度上昇を抑えたり、壁面にて光合成を行うことで、二酸化炭素を吸収して地球温暖化の緩和をしたり、酸性雨や紫外線や急激な温度変化による外壁の劣化を軽減したりするため、壁面緑化(へきめんりょくか)という環境技術に利用されることもあります。
英語名はジャパニーズアイビーと呼ばれますが。アイビー(Ivy)はウコギ科キヅタ属の植物(主にセイヨウキヅタ)を指すことが多いです。ヘデラ (Hedera) と呼ぶこともあります。
キヅタ属の植物には日本ではキヅタが分布します。いずれも、落葉性ではなく、常緑のつる性植物で、葉が美しいので観葉植物にされます。ツタはブドウ科なので、別の種類となります。
栽培する場合は、ツタは日なたや半日陰を好むので、明るくて風通しの良い屋外で育てましょう。日本では、気温の高低差の少ない本州から九州が育てやすいでしょう。
適度に湿り気のある土に植えます。市販の園芸用の混合土でOKです。
ツタは屋外で育てるので、特別水やりは必要ありません。鉢や盆栽にする場合は、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
肥料は特に施す必要はありません。鉢植えの場合は、液肥などを少量あげましょう。
アイビーの方は誰でも一度はどこかで見たことあるポピュラーな観葉植物のひとつで、100均の植物コーナーで鉢植えを見かけることもあります。
日向が好きですが、耐陰性もあるため、室内でも気軽に育てる事ができます。室内ではなるべく日差しが当たる風通しの良いところに置きます。
植える土は市販の観葉植物用土で問題ありません。土が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
肥料は特に施す必要はありません。鉢植えの場合は、液肥などを少量あげましょう。
花言葉は「永遠の愛」「結婚」「夫婦愛」「友情」「信頼」「誠実」「忠実」「永遠」「不滅」「長寿」「死んでも離れない」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.