花甘藍 カリフラワー 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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花甘藍 カリフラワー 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

花甘藍

カリフラワー

英語: Cauliflower カリフラワー

Unicode: [花_0x82B1][甘_0x7518][藍_0x85CD]

アブラナ科アブラナ属の一年生植物。花蕾(からい)を食用にする淡色野菜として栽培されるほか、観賞用途でも利用されます。

名前の由来は、キャベツの花を意味する、kale flower もしくは cole flowerから。

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和名はハナヤサイ(花椰菜)、ハナキャベツ(花キャベツ)、ハナカンラン(花甘藍)、木立花葉牡丹(キダチハナハボタン)など。

白くこんもりとした花蕾と太い茎が特徴。よく似たブロッコリーは別変種です。日本でも最近認識されてきた緑色のロマネスコも仲間です。

地中海沿岸原産のケールなど栽培されていた野菜から、突然変異によって生まれた、あるいは近東を原産地とするものが、ローマ帝国の衰退後にアラブ人の手によってヨーロッパに伝えられた等と言われています。

株の大きさは高さ50~60cm、横に50~60cmほど広がります。

茎の肥大化と花蕾が発育しない性質により、花梗は低い位置で球状の塊となります。収穫せず生育させても、他のアブラナ属のようには伸長しません。

太い茎がミネラルやビタミンを貯蔵する器官としての役割を果たすため、良質な花や実がつき、他のアブラナ科植物より栄養価が高いです。

食べ方

基本的には、ゆでて、サラダやスープの具、オリーブオイルとニンニク、鷹の爪をベースに作るアーリオオーリオで絡めるなどして食べます。しめじ、玉ねぎ、ベーコンと一緒にクリーム煮にして食べると美味しいです。
甘みがあるので、和洋中いずれの料理にも向きます。

下ゆでで一番おすすめなのは、葉をちぎり取り、茎を切り落とし、花蕾を洗ったあと、カットせずに丸ごと鍋でゆでる方法。旨みを逃さず、白くきれいにゆで上げることができます。

ビタミンB1、B2が含まれ、特にビタミンCは100g中に65mgと、一日に必要な量50mgを超えています。

育て方

発芽適温は20~25℃、生育適温は15~25℃です。

種から育てることができますが、ホームセンターなどで植え付け時期に、苗を販売しているので、これを植えると手軽です。

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。

用土

畑に地植えする場合は、植えつけの2週間前までに苦土石灰をまいて耕しておきます。1週間前には堆肥と元肥を加えておきましょう。元肥には野菜の生育に必要な成分と有機成分をバランスよく配合した肥料がおすすめです。

プランター栽培なら野菜用の培養土を使うことがおすすめです。

水やり

土の表面が乾いたタイミングで水やりします。過湿に弱いため、水のあげすぎに気をつけましょう。

施肥

植えつけの際、元肥として緩効性肥料を施しておきます。1回目の追肥は植えつけから約2週間後です。その後、2~3週間たったら2回目の追肥を行います。

花言葉

「お祭り騒ぎ」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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