芭蕉 バショウ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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芭蕉 バショウ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

芭蕉

バショウ

英語:Plantain プランテイン

Unicode: [芭_0x82AD][蕉_0x8549]

バショウ科バショウ属の大型多年草で、中国が原産といわれていて、温帯を中心に分布しています。
温帯の植物ですが、耐寒性に富み、関東地方以南では露地植えも可能です。

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高さは2~3mで更に1~1.5m・幅50cm程の大きな葉をつけます。日本では主に庭等の観賞用として植えられることが多かったようです。

沖縄では、昔から葉の繊維で布を織り、衣料などに利用していました。現在もバショウの繊維を利用した工芸品が作られています。

「奥の細道」で知られる俳人・松尾芭蕉の俳号「芭蕉」は、深川の自宅の庭にあった、門人から贈られた芭蕉からとったそうです。

良くバナナと同一視されますが、近い種でありますが、異なる植物です。

花や果実はバナナとよく似ていますが、種子が大きく多く実も綿のようで、タンニン分を多く含む種株もあるため、その多くは食用には不適とされています(追熟すると甘くなり食べられるそうです)。

バナナは熱帯性のため、本州の露地では育ちません。一方芭蕉は耐寒性もあるため、本州の露地でも育ちます。関東近辺で、庭先などに植えられているバナナのような植物は、芭蕉がほとんどかと思われます。

芭蕉の苞(花を包む葉)は黄色で、バナナは一般的なものであれば紫色。 葉の裏を見て、薄い緑色をしていれば芭蕉、白っぽい粉が拭いていればバナナとなります。

また、芭蕉は地下茎を伸ばして繁殖しますが、バナナは一般的に挿し木として、茎の一部を他の場所に挿すことで繁殖させます。

育てる場合は、日当たりのよい場所に植え付けすると良いでしょう。

また、葉が大きく、台風等により強い風を受けると倒れてしまうので、風の強く吹き込まない場所が適しています。

土質は、有機質に富んだ、やや粘質があり、水持ちの良い土質が最良とされています。
鉢植えにする場合には、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の配合など、やや水はけのよい用土が適します。
植え付けの際は、なるべく大きく掘って、堆肥を施しておきます。植えつけた後、充分に水やりをしてください。

施肥は年に2回、4月と7月に有機質肥料の追肥を与えます。

花言葉は「燃える思い」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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