舵木 旗魚 カジキ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
舵木 旗魚
カジキ
英語:Billfish ビルフィッシュ Sailfishセイルフィッシュ Marlin マリーン Swordfish ソードフィッシュ
Unicode: [舵_0x8235][木_0x6728]
スズキ目カジキ亜目に分類される海水魚の総称で、世界中の海(日本近海、東シナ海、台湾、インド・太平洋)に広く分布し、温暖な海を高速で遊泳(外洋表層遊泳性)します。
カジキマグロと称されることがありますが、マグロとは分類が異なります。
全世界に12種程が分布し、このうち日本近海にはメカジキ、マカジキ、バショウカジキ、フウライカジキ、シロカジキ、クロカジキの6種が生息します。
いずれも上顎が剣のように長く鋭く伸びて「吻(ふん)」を形成しており、その吻で舵木(かじき・船の舵をとる硬い木板)を突き通すことから舵木通し(カジキドオシ)と呼ばれ、和名は、それを略したものとする説が有力です。
大型種では全長4m以上・体重700kg、小型種でも成熟すると全長1mを超えます。
産卵期は南半球で10月~1月、北半球では5月~7月です。
食性は肉食で、イカや魚を捕食します。餌の魚などを捕食する際は吻を振り回して獲物を殴打し、気絶、あるいは致命傷を負わせて、捕食します。吻はまた大型のサメ類から身を守るのにも用いられ、特に成魚の一突きはサメなどにも十分な致命傷を与えられるそうです。
トローリングによる漁業や、スポーツフィッシングの対象魚とされており、アメリカなどでは賞金が付いた大会が催されるほど人気が高いです。
各国で食用にされています。中でもマカジキとメカジキが多く利用されており、主な料理法は、刺身、カルパッチョ、塩焼き、鍋、煮つけ、ムニエル、フライなどです。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.