膃肭臍 オットセイ 角字で哺乳類の名前、漢字表記
膃肭臍
オットセイ
英語:Fur seal ファーシール
Unicode:[膃_0x8183][肭_0x80AD][臍_0x81CD]
鰭脚類アシカ科の哺乳類うち、キタオットセイ属(キタオットセイ)とミナミオットセイ属(ミナミオットセイ)の総称。
アシカ科にはアシカとオットセイが属し、キタオットセイは北太平洋に、ミナミオットセイはアフリカ南岸、オーストラリア南岸などに生息します。
アシカよりは若干小ぶりで、ビロード状の体毛が密生していることがオットセイの特徴。オットセイの毛は、ごわごわとしたアザラシと異なり、つやつやとして柔らかく、暖かく、防寒性、装飾性に優れています。
耳たぶがあり、四脚で体を支えて陸上を移動でき、前脚を鳥の翼のように羽ばたくことによって遊泳するなど、アシカ科特有の特徴を持ちます。
肉食で、魚、タコ、エビを主食としていますが、ペンギンを捕食する場合もあることが報告されています。
陸上だけでなく、水中でも睡眠が可能です。この時、右脳を覚醒させたまま、左脳を眠らせることができます。陸上で眠る時は、人間と同様の方法で眠ります。
淡水でも生育可能です。オットセイを淡水で飼育している水族館もあります。
一匹のオスが複数のメスを独占しハーレムを形成します。一般に海岸に近い場所に形成されます。メスをめぐる戦いに敗れたオスは、まとまって群れを作って生活し、その場合、居住地は内陸に入った不便な場所となる場合が多いです。
高価な毛皮や、さらには陰茎や睾丸が精力剤などの漢方薬材料として珍重されたため、乱獲により生息数が激減しました。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.