羊駱駝 アルパカ 角字で哺乳類の名前、漢字表記
羊駱駝
アルパカ
英語:Alpaca アルパカ
Unicode:[羊_0x7F8A][駱_0x99F1][駝_0x99DD]
偶蹄目ラクダ科の哺乳類で、南アメリカ大陸原産の家畜の1種。
極めて良質な体毛を持ち、古来から、衣類を始めとする生活用品への、体毛の加工利用のために飼育されてきました。
南アメリカ大陸、特にペルー南部、それに接するボリビア、アルゼンチン北部の、海抜およそ3500~5000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧されています。
アンデス地方では、インカ帝国時代より、家畜として飼育されていました。現在はアメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでも飼育されています。アルゼンチン南部など南アメリカ南部には、ほとんどいません。
体長約2m、体高約0.9~1.0m。体重は約50~55kg。
40km/h前後の速力で走ることができます。
妊娠期間は約11ヶ月で、一産一子。
ほかの反芻動物と同じように、上の門歯が無く、歯の代わりに硬質化した皮膚があります。下には牙のような目立つ歯が生えていて、短い草を挟んで千切って食べます。そのため唇がとても器用に動きます。
毛色は茶・黒・白・ネズミ色の4種類に大分されます。アルパカの毛は刈り取るまで伸び続けるため、約2年間くらい切らずに放置しておくと、地面に届くほどに伸長します。
比較的近縁のラマと共通で、威嚇・防衛のために唾液を吐きかける習性を持ちます。
常に群れをなして暮らし、現地では1年中放牧されていて、草や苔を好んで食べます。
通常時は「フェ~」「フーン」などといった鳴き方をしますが、危険を感じると警戒の声を発します。
日本では、1976年に平川動物公園で国内初の飼育を開始し、1981年にペルー政府から日本との友好親善のために贈られた個体が、東武動物公園で飼育されました。
2008年(平成20年)、株式会社クラレの企業CMに起用されたことをきっかけとして人気に火が付きました。まつげの長い目や、愛嬌のある顔立ち、鳴き声のかわいらしさなどから、癒やし系キャラのような扱いとなり、マンガやアニメに登場したり、ぬいぐるみになったりしています。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.