羊歯 歯朶 シダ 角字で花と植物の名前、漢字表記
羊歯 歯朶
シダ
英語:Fern ファーン
Unicode:
[羊_0x7F8A][歯_0x6B6F]
[歯_0x6B6F][朶_0x6736]
シダ植物は、非種子植物という胞子によって増える植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のことです。胞子体と前葉体の2期があり、それぞれが生活を営みます。
日本ではワラビ、ゼンマイ、コゴミ、クサソテツなど、山菜として利用されるものがいくつかあり、その一部は商品として流通するほど、広く食べられています。
ワラビ、ゼンマイ、コゴミなどは、ホームセンターなどで苗を購入でき、家庭菜園で育てている愛好家もいます。
ただし毒性を有するものも多く、ワラビなども生で摂取すると中毒症状が出ます。毒を抜くために、草木灰や重曹に漬けて「あく抜き」という処理を行います。
その他、正月飾りなどにも利用されます。
鑑賞価値の高いものは、日本では古典園芸植物として、江戸時代より栽培が行われてきました。
現在でも「つりしのぶ」という、鞠状にしたミズゴケに苔と共に植え付け、風鈴などを飾り付けて、軒や窓に釣って楽しむ育て方で育てている人や、アクアリウム風に水槽に植える人もいます。
育てる場合は、直射日光に当たり続けると葉焼けを起こし茶色くなってしまうので、半日陰で管理します。
土質はあまり選ばず、肥料もあまり必要としません。
湿気を好むので、基本的に乾燥させない方が良いです。ただし、水をやりすぎると根腐れを起こしてしまいます。
花言葉は「夢」「愛嬌」「愛らしさ」「魅惑」「誠実」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.