縞馬 斑馬 シマウマ 角字で哺乳類の名前、漢字表記
縞馬 斑馬
シマウマ
英語:Zebra ゼブラ
Unicode:
[縞_0x7E1E][馬_0x99AC]
[斑_0x6591][馬_0x99AC]
奇蹄目ウマ科ウマ属のうち、白黒の縞模様を持つ系統。数種からなります。
和名はシマ「ウマ」ですが、ウマよりロバと近縁です。
草食で、アフリカ大陸に生息しています。
大きな耳、先端がふさ状になった尾など、外見はロバとよく似ており、鳴き声もロバに近ため、「縞模様のロバ」と呼ぶ地域もあります。
最大の外見的特徴は、黒と白の縞模様(黒の地毛に白の縞模様)です。縞模様の効果は、捕食者が狩りの獲物とする個体を識別しにくくすることといわれています。
霊長類以外の哺乳類は、色の識別能力が低く、白黒模様は、肉食獣が遠くから見た場合、草原の模様に埋もれカモフラージュの効果があるとされています。また、蚊などの吸血性の昆虫から、狙われにくくなる効果があるという説もあります。
ヌー、トムソンガゼル、トピなどのレイヨウ類や、キリン、ダチョウなどと混群をなすことがあります。
天敵はライオン、ブチハイエナ、リカオン、ナイルワニなど。
ヨーロッパ人がアフリカ植民地化統治していた19世紀から、家畜化がたびたび試みられましたが、気性が荒くて警戒心が強く、人間に懐かない、ウマと比べて小柄で背の骨格も貧弱なため、騎乗や運搬に向かないなどの理由から成功はしませんでした。
日本に初めて上陸したシマウマは、1675年にアルメニア商人が「エチオピア諸王の大使」として天皇に贈った2頭であるとされています。
白黒の縞模様を「ゼブラ模様」、横断歩道や導流帯を、その縞模様から「ゼブラゾーン」と呼ぶことがあります。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.