結核病床 けっかくびょうしょう 角字で新型コロナウイルス感染症関連用語、漢字表記
結核病床
けっかくびょうしょう
Tuberculosis bed
Unicode: [結_0x7D50][核_0x6838][病_0x75C5][床_0x5E8A]
結核病床とは、結核の患者を入院させるための病床です。
一般病床の必置設備と併せて、機関換気設備、感染予防のための遮断施設、消毒施設などを設置する必要があります。
結核(けっかく、Tuberculosis)は、マイコバクテリウム属の細菌、主に結核菌 (Mycobacterium tuberculosis) により引き起こされる感染症で、1882年にロベルト・コッホによって発見されました。
初期の症状はカゼと似ていますが、せき、痰(たん)、発熱(微熱)などの症状が長く続くのが特徴です。また、体重が減る、食欲がない、寝汗をかく、などの症状もでます。
さらに悪化すると、だるさや息切れ、血痰などが出始め、喀血や呼吸困難で死に至ることもあります。
日本国内だけでも、年間約17,000人の患者が発生し、年間で約2,300人が命を落としているおり、明治から昭和20年ぐらいまでは「国民病」「亡国病」と言われた、恐ろしい感染症です(厚生労働省:平成29年結核登録者情報調査年報)
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.