紫丁香花 ライラック ムラサキハシドイ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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紫丁香花 ライラック ムラサキハシドイ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

紫丁香花

ライラック ムラサキハシドイ

英語:Lilac ライラック

Unicode: [紫_0x7D2B][丁_0x4E01][香_0x9999][花_0x82B1]

モクセイ科ハシドイ属の落葉樹で、フランス語からリラとも呼ばれます。和名は「紫丁香花(ムラサキハシドイ)」。明治時代に日本に持ち込まれ、北海道で栽培されました。現在では札幌市の花に指定されています。

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ヨーロッパ原産の落葉花木で、高さは全長1~3m程、葉は薄く繊細で、5~6センチの細長いハート型のような形をしています。

春(日本では4~6月頃)に、枝先に穂状の花を多数付けます、花色は白、赤、紫、青で、良い芳香を放ち、香水の原料ともされます。

耐寒性が強く花期が長いため、冷涼な地域の代表的な庭園木であり、北海道では公園木や街路樹としても植えられています。

札幌市では、「さっぽろライラックまつり」が有名で、北海道では花見と言えばライラックとされているそうです、その爽やかな香りの花が咲き乱れる下で、ジンギスカン鍋を食べるのが風物詩となっています。

フランス語では「リラ」という別名でも知られていますが、現地では「リラの花が咲く頃」といえば、一年でもっとも良い気候を指すそうです。​

育て方は、日当たりを好みますが、西日には大変弱いです。日の当たる方角をよく確かめましょう。また、水はけの良い土壌を好みます。

庭植えの場合は、事前に腐葉土などの有機物を良く漉き込んで植えつけます。鉢植えの場合は、赤玉土6:腐葉土3:黒土1の配合土などが適します。植え付けは11月から3月ごろが最適です。

水やりは、地植えの場合は、ほとんどの必要はありません。ただし、植栽の南限地域(関東地方から東海地方)では、真夏は朝に水やりをします。鉢植えは土が乾いたら与えます。

施肥は、3月と6月に、株の周囲に溝を掘り、鶏ふん、骨粉、油かすなどを施します。鉢植えは、緩効性化成肥料を土に埋め込みます。

花言葉は「思い出」「友情」「謙虚」。紫は「恋の芽生え」「初恋」、白は「青春の喜び」「無邪気」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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