糸魚 イトヨ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字

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糸魚 イトヨ 魚編(さかなへん)の漢字や、魚、海の生物、水の生物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する生物についても簡単に解説しています。

糸魚

イトヨ

英語:Four-o’Clock フォーオクロック Burnstickle バーンスティックル

Unicode: [糸_0x7CF8][魚_0x9B5A]

トゲウオ目トゲウオ科の魚で、川や海を回遊する降海型と一生を淡水で暮らす陸封型がいます。
北半球に広く分布し、陸封型が北海道、青森県、岩手県、福島県、栃木県、福井県に生息しています。

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全長は10cmほど。体型は木の葉のように左右に平たく、背びれに3本、腹に2本、尻びれ付近にも1本とげがあります。体色は褐色で、成熟したオスは体が青っぽくなり、のどから腹部にかけて赤色の婚姻色となります。

降海型は2月下旬頃に川を上り、小川や水田で昆虫や甲殻類などを食べて暮らします。

産卵期は春から夏で、オスが流れのゆるやかな砂泥底にすり鉢状の窪みを作り、水草などを集め、縄張りを作ります。誘われたメスはここで産卵し、オスが卵を守ります。孵化した稚魚は6月頃、海へ下ります。

2020年版の環境省レッドリストで、福島県以南の太平洋系陸封型イトヨと、近縁種のニホンイトヨが「絶滅のおそれのある地域個体群 (LP) 」に、ハリヨが絶滅危惧IA類(CR)に記載されています。

新潟県、秋田県などでは食材のひとつになっており、唐揚げ、佃煮、塩焼き、つけ焼きなどで賞味されています。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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