竜胆 リンドウ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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竜胆 リンドウ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

竜胆

リンドウ

英語:Gentian ジェンシャン

Unicode: [竜_0x7ADC][胆_0x80C6]

リンドウ科リンドウ属の多年生植物で、日本の関東地方以西の本州、四国、九州に分布し、山地、丘陵地、湿った山野、草原、水田周辺の草地、ため池の堤防に自生します。また、秋に咲く青紫の花は大変美しく、切り花や観賞用としても栽培されています。ただし、園芸店でよく売られているのは別種のエゾリンドウの栽培品種が多いです。

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別名は「イヤミグサ(胃病み草)」。古くは「えやみぐさ(疫病草、瘧草)」とも呼ばれました。これは、葉や根を疫病の薬として用いたことがゆらいとなります。けろりと治るで「ケロリグサ」とも。

全草は苦く、特に根は大変苦いです。根は生薬のリュウタン(竜胆/龍胆)の原料のひとつとして用いられます。漢方では、消炎解毒の作用があるものと考えられていて、処方に配剤されています。

茎は直立または斜め上に伸び、草丈は20から100cm。多年草で、根は黄白色のひげ根状に何本も伸びます。

葉はササの葉に似た細い針形で、対生し、葉柄はなく茎に張り付きます。葉身は細長く、3条の脈があり、指でこするとざらつき感があります。葉縁に鋸歯はなく、小さな突起があります。

花期は9月~11月頃で、やや大型で鐘形のきれいな青紫色の花を、上向きにいくつも咲かせます。

果実は蒴果で、枯れた花冠や萼に包まれて突き出し、熟すと縦に2裂します。

種子は長さ1.5から2mmでごく小さく、翼がついていて風に乗って飛散されます。

育て方は、暖かい日ざしのある環境を好みます。梅雨明け以降は葉焼けしやすいので、寒冷紗などで遮光をするか、明るい日陰に置きます。秋の彼岸ごろからは再び日ざしの下で管理し、冬は凍結を好まないので、棚下などで静かに冬越しさせます。

土は、水もちと水はけがよく、栄養分の豊かなものを好みます。市販の山野草用培土か、赤玉土6:鹿沼土4で配合したものに腐葉土を一つまみ混入したものを使います。

水やりは1日1回、春、秋、冬は朝、夏は夕方以降にたっぷりと水を与えます。
湿った場所を好み、乾燥を嫌います。水切れするとすぐに葉傷みを起こします。また、一度痛むとなかなか回復しないので、水を切らさないように注意してください

肥料を好みます。肥料不足になるとすぐに葉が黄変するので、注意してください。
元肥として、植え込み時に少量の緩効性化成肥料を施します。芽出しから梅雨明けまでと、秋の彼岸ごろから休眠前までは月2回ほど、三要素等量の液体肥料を施します。さらに、春と秋に1回ずつ置肥を鉢縁に置きます。

土中の微量要素の吸収が早く、栄養不足を起こしやすくなります。また、土壌酸度の変化にも敏感で、すぐに葉が黄色くなります。微量元素を含む有機石灰(蛎殻、化石珊瑚)などを定期的に与えます。

花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」「愛らしい」「固有の価値」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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