真菰 マコモ 角字で花と植物の名前、漢字表記

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真菰 マコモ 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

真菰

マコモ

英語:Vegetable wild rice ベジタブルワイルドライス

Unicode:[真_0x771F][菰_0x83F0]

イネ科マコモ属の多年草で、別名ハナガツミ。東アジアや東南アジアに分布しており、日本では全国に見られ、水辺に群生し、沼や河川、湖などに生息します。田んぼの雑草として生える他、食用として栽培されることもあります。

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成長すると人の背くらいになり、花期は夏から秋、雌花は黄緑色、雄花は紫色をしており、葉脈は平行します。
緑色の葉鞘を何枚か剥ぎとっていくと、中から真っ白な可食部分の新芽が現れます。

黒穂菌の一種であるUstilago esculentaに寄生されて肥大した新芽は、マコモダケ(真菰筍)と呼ばれる食材となり、古くは万葉集に登場します。

中国、台湾、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなどのアジア各国でも食用や薬用とされます。

たけのこを優しくしたような食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがあり、くせがなく、さっと茹でたり、グリル焼き、炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食可能です。

沖縄県や奄美大島では、炒め物のイリチーや、奄美料理の「いっき」、油ぞうめんなどに使用します。

中国ではスープの具にもされ、台湾では麺類の具のひとつにも加えられる他、細かく刻んで餃子、ハンバーグ、チャーハンなどに用いられます。

収穫は秋で、新芽の根元がじゅうぶんに肥大したらすぐに収穫します。収穫が遅れると、組織内に真っ黒な胞子が斑点状に混じるようになり、食感・食味も落ちて、食材としての商品価値は失われます。
この黒く変じたマコモダケからはマコモズミという黒い顔料が得られ、かつては、お歯黒、眉墨、漆器の顔料などに用いられました。

種子は古くから穀物として食用とされており、今日もワイルドライスの名で利用されています。

育て方は、日当たりの良い場所を好みます。水田のような圃場で育ててください。

用土は、田んぼの土、もしくは黒土に堆肥を2割ほど混ぜた土が最適です。

水やりは、水切れしないように管理します。温暖な場所を好み、冷水を嫌います。水温は生育期で15℃以上、分げつ期は20℃以上が望ましい為、水温が低い場合は回し水などをしてできるだけ水温を適温に近付けてください。

施肥は、元肥として化成肥料を施します。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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