百日草 ヒャクニチソウ 角字で花と植物の名前、漢字表記
百日草
ヒャクニチソウ
英語:Zinnia ジニア
Unicode: [百_0x767E][日_0x65E5][草_0x8349]
キク科の一年草で、花が美しく、花弁が丈夫で色アセしにくいので、花壇や切り花として観賞用に栽培されています。
日本には分布せず、帰化している種もありません。
原産地はメキシコで、ヒャクニチソウ属には南北アメリカ大陸に約15種が分布しています。
開花期間が長く、暑い時期にも花が休むことなく咲き続け、「百日草(ヒャクニチソウ)」と呼ばれます。「浦島草(ウラシマソウ)」や「長久草(チョウキュウソウ)」の別名もあります。ガーデニングでも人気の植物で、ジニアという英名で流通することもあります。
切り花としても夏でも花持ちがよいため、日本では仏前花として全国に広まりました。
茎は高さ30~90cmで直立し、硬くて短い毛が生えています。葉は楕円形で対生し、これも硬い毛が生えています。
花は非常に多様で、小輪・中輪・大輪、ダリア咲き、マツムシソウ咲き、ねじれ咲き、花色も紅、オレンジ、黄色、クリーム色、白、藤色、紫など、さらに花弁に斑点があるものや条線が入るものなどもあります。
育て方は、日光や高温を好み、乾燥に強いため、日当たりがよく風通しのよい場所が最適です。日光不足になると、花つきが悪くなります。直射日光でも問題ありません。
品種によっては、長雨に当たると元気が無くなるので、梅雨の時期はあまり雨に当たらせないほうが良いです。
ジメジメとした湿気は嫌いますが、水はとても好みます。水切れになると、葉っぱがしおれて花も小さくなります。
鉢植え、庭植えともに水はたっぷりあげましょう。全体的に水をかけるよりも、土が跳ねないように株元に水を与えるようにしましょう。
施肥は、元肥として緩効性の肥料を土に混ぜておきます。また、1週間から10日に1回の頻度で、液体肥料を与えます。
開花期間が長いため、肥料は切れないように適宜追肥しましょう。本
花言葉は「不在の友を思う」「遠い友を思う」「いつまでも変わらぬ心」「絆」です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.