百合水仙 ユリスイセン 角字で花と植物の名前、漢字表記

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百合水仙 ユリスイセン 花や植物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

百合水仙

ユリスイセン

英語:Alstroemeria アルストロメリア

Unicode: [百_0x767E][合_0x5408][水_0x6C34][仙_0x4ED9]

ユリ科アルストロメリア属の多年生単子葉植物で、別名は、インカの百合、夢百合草(ユメユリソウ)などです。

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原産地は南アメリカで、100種類ほどが確認されています。チリタイプとブラジルタイプに大別され、種によって高地から低地、乾燥地から湿地と、生育環境はさまざまです。

常緑性のもの、落葉性のもの、中間タイプといろいろあります。

地中深いところに根茎があり、生育に適さない時期は、地上部が枯れて休眠します。

開花期は5月~7月で、花色は赤、ピンク、白、紫、黄、オレンジ、青、緑など多彩です。花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、6枚の花弁のうち、外側の3枚は丸みがあって大きく、単色または複色、内側の3枚のうち上の2枚は特にこの縞模様がはっきりしています。縞模様がないものもあります。

日本には、大正時代に持ち込まれ、花がエキゾチックで美しいことから盛んに栽培されています。長野県での生産が全国第1位で、愛知県、山形県などでも栽培されています。花持ちが長いので切り花、花束、フラワーアレンジに多く利用されます。

園芸植物としても人気があり、オランダやイギリスを中心に交配が進められ、様々な品種が多数育成されています。

育て方は、品種によって多少異なりますが、ほぼ全般的には、日当たりと水はけのよい温暖な気候を好みます。高温多湿の環境下では根腐れしやすく、また、株が凍結すると枯れます。

春と秋の成長期は日なたで管理し、夏は日陰、冬は凍らないところに置きます。梅雨期は軒下などの雨の当たらないところで乾燥気味にしておきます。

用土は、水はけをよくしておくことが大切です。乾燥気味の土に、腐葉土などを漉き込んで置きます。
鉢植えの場合は、赤玉土4:鹿沼土3:腐葉土3の配合土などが適しています。

水やりは、庭植えはほとんど不要です。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

施肥は、庭植えではほとんど不要です。鉢植えは、春の芽出しのころから開花まで、月に1回の置肥か、月に3~4回の液体肥料を施します。

花言葉は「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」「友情」「献身的な愛」。赤は「幸い」、白は「凛々しさ」、ピンクは「気配り」です。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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