甘藍 玉菜 キャベツ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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甘藍 玉菜 キャベツ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

 

甘藍 玉菜 キャベツ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

甘藍 玉菜

キャベツ

英語: Cabbage キャベツ

Unicode:
[甘_0x7518][藍_0x85CD] [玉_0x7389][菜_0x83DC]

アブラナ科アブラナ属の多年草。野菜として広く利用され、栽培上は一年生植物として扱われます。

名前は英語名キャベジ(Cabbage: 頭上の野菜の意)が転訛して名付けられました。英名の語源は古いフランス語のカボシュ(caboche: 頭でっかちの意)からきており、さらに古くはラテン語のカプト(caput: 頭の意)に由来します。結球した形が人間の頭に似ているからかと思われます。

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別名:甘藍(カンラン)。結球する性質から玉菜(タマナ)とも。

野菜としてのキャベツは、生産される季節により玉が固くしまって中が白い「冬キャベツ」と、巻がゆるくて緑色が濃い「春キャベツ」というように呼び分けも行われています。

西ヨーロッパの海岸の崖の上が原産といわれ、ヨーロッパでは古代ギリシア人の時代に薬として用いられ、紀元前4世紀には保健食から野菜として栽培されました。

日本ではじめて野菜として栽培されたのは、明治4年の北海道開拓使だといわれており、現在は世界各地で栽培されています。

一年草、または二年草(越年草)で、春に十字型の淡黄色の花を咲かせます。

結球するイメージが強いですが、結球する品種と、しないものがあります。また、同じ原種に由来するケール、カリフラワー、カイラン、メキャベツ、コールラビ、ブロッコリーなどと同様に、長い品種改良の歴史を経ているため、多くの品種があります。

食べ方

葉が柔らかく癖のない味なので、様々な料理に使われる野菜で、ビタミンC、ビタミンUを豊富に含みます。その他、βカロテンや、ビタミン B1、ビタミン B2、ビタミンK、葉酸、カルシウム、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれていて、胃腸を整える効果や便秘の改善や予防する働きがあると言われています。

そのまま塩やオリーブオイル、味噌をつけて食べたり、サラダや炒め物、煮物、スープの具材など、様々な方法で食べられます。

挽肉を包んで、ロールキャベツにしたり、オイスターソースや豆板醤で炒めて中華風にしたり、鍋物の具材にしたりとレシピも充実しています。

育て方

冷涼な気候に適応した野菜で、気温5度まで下がっても生長し続け、15~25度でよく生育します。小さい苗でも、-12度まで気温が下がっても、一晩から二晩くらいまでならば耐えられます。

「春まき」「夏まき」「秋まき」と3回まきどきがあり、年間を通して栽培できる野菜です。

暑さに弱いという特徴があります。真夏の暑い日に強い日差しを受けてしまうと、苗が枯れてしまうことがあるので、植える場所にご注意ください。よしずなどで、日よけをするのも効果的です。

育て方によっては、結球しないこともありますが、食べても問題ありません。

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

弱酸性~中性(pH5.5~6.5)の土壌を好みます。

地植えの場合は、畑に苗を直接植えつける場合は、植えつけの2週間前までに土を深く耕して、石灰などを混ぜ込み酸度の調整します。植えつけの1週間前に元肥(三元素のバランスがとれた緩効性有機肥料)を入れます。

プランターの場合は、市販の野菜用培養土か、赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合で混ぜたものを使います。

水やり

地植えの場合は、種まき後、苗の植え付け後は、たっぷり水を与えてください。その後の水やりは朝に行うのが基本ですが、キャベツは過湿を嫌うので水の与えすぎには注意が必要です。

プランターの場合は、土の表面が乾いた頃を目安に、そこから水が流れ出す程度に水を与えます。

施肥

3~4週間くらい経った頃に、1回目の追肥(三元素のバランスがとれた緩効性有機肥料)と土寄せをし、結球が始まる前に2回目の追肥と土寄せをします。

秋まきのキャベツは年内の追肥は控えめにして、冬越しさせて新しく葉が伸び出した頃に1回、結球が始まる前に 2回目の追肥と土寄せをします。

花言葉

「利益」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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