甘橙 オレンジ 角字で野菜や果物の名前、漢字表記

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甘橙 オレンジ 野菜や果物の名前(漢字表記)を角字で表現してみました。該当する植物についても簡単に解説しています。

甘橙

オレンジ

英語: Oranges オレンジ

Unicode: [甘_0x7518][橙_0x6A59]

柑橘類に属するミカン科ミカン属の常緑小高木及びその果実。
日本では、原産地インドからヨーロッパを経由して明治時代に日本に導入されたものを「オレンジ」と呼んでいます。和名は、甘橙(あまだいだい)。

ブンタンとマンダリンの交雑種で、中国南部・インド北東部・ミャンマーを含む地域が発祥とされています。

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甘い果実を収穫するために、熱帯と亜熱帯の気候で広く栽培されています。日本国内では広島県、和歌山県、静岡県などで年間6,000トン前後が生産されています。

直立性広葉樹で最大8~10mに成長します。

葉は互生し、葉身は、長さ6~8cm、幅3~5cm の楕円形で、葉柄は0.5~1.5cm。葉先は鈍く尖りわずかに凹み、基部は広い楔形。葉縁には低い波状のきょ歯があり、革質で、表面は濃緑色で光沢があり、裏面は黄味を帯びた淡緑色で無数の小さい油点があり、両面とも無毛です。

花期は5月。枝先または葉腋に1個の花をつけ、花は白色の5弁花で、花弁はへら状で厚いです。

果実は球形で、11~12月に濃橙色に熟し、果実には種がなく、果頂部に「へそ」と呼ばれる凹みがあるのが特徴です。

食べ方

生のまま食べるのが基本です。種がなく、甘味が多く、香りが豊かで、内袋もやわらかく、生食に適しています。
その他、お菓子の材料になったり、ジュースやマーマレードに加工されたりもします。
香りをつけるために果皮(オレンジピール)に加工されたりもします。
スーパーなどで年間を通して手に入りやすい果物です。

育て方

種から直接育てることもできますが、親とは異なる果実が成る場合もあるため、基本は苗を植えて育てます。適期は3月下旬から4月中旬です。

高温で雨が少ない気候を好みます。適温は15.5~29℃で、霜に敏感なので、寒冷地の露地栽培ではうまく育ちません。成長には、かなりの日光と水を必要とします。

受粉作業をしなくても、1本でも結実します。

日当たり・置き場所

日光を好むので、植えつけ場所、鉢植えの置き場ともに日当たり良好な場所を選びましょう。

用土

有機質に富んだ弱酸性の土壌を好みます。
地植えの場合は、土に腐葉土をたっぷり混ぜ込んだ土を使いましょう。
鉢植えの場合は、市販の果樹用培養土を使う場合は、鹿沼土を3割ほどブレンドしたり、鹿沼土に2割程度バーク堆肥や腐葉土を混ぜて使います。

水やり

雨が少ない気候を好みますが、同時に水を好む植物です。土の乾燥には弱いので、注意が必要です。
地植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。
鉢植えの場合は、鉢土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。
果実が肥大し始めるころから収穫するまでは、水やりを控えて実が甘くなるようにします。

施肥

地植えの場合は、3月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施し、6月と11月に速効性化成肥料を追肥します。
鉢植えの場合は、3月、6月、9月に有機質肥料か緩効性化成肥料を施します。

花言葉

花は「純粋」「愛らしさ」など。
木は「寛大」「気前の良さ」など。
実は「美しい」「優しさ」など。

 

角字とは?

江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。

正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。

そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。

What is Kakuji?

There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.

The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.

Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.

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