烏賊 イカ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
烏賊
イカ
英語:Squid スクィード Cuttlefish カタルフィッシュ
Unicode: [烏_0x70CF][賊_0x8CCA]
軟体動物門頭足綱十腕形上目の海生軟体動物の一群で、体内に甲(殻のようなもの)を持つ種をコウイカと呼びます。英語では、体内に甲を持つものをCuttlefish、ないものをSquidと呼んでいます。
世界中の浅い海から深海まで、あらゆる海に分布します。海水性で淡水の種類は確認されていません。
体長は2cm程度から20mに達するものまで、種類によって差があります。
漏斗状の器官からの噴水と、外套膜の収縮、ひれをそれぞれ使って、前後に自在に泳ぐことができます。
体内の墨袋に墨を蓄えており、敵が現れると墨を吐き出して敵の目をくらませることができます。
筋肉質の10本の腕を持ち、スパイクのような歯の付いた吸盤が並んでいます、内2本は他より長く吸盤が先端に集中する「触腕(しょくわん)」とよばれる構造になっています。
ほとんどの種類は夜行性で肉食、10本の腕を伸縮させて魚類や甲殻類を捕食します。
皮膚には色素細胞がたくさん並んでおり、精神状態や周囲の環境によって体色を自在に変化させ、擬態することができます。この構造は液晶ディスプレイ開発の参考にされました。イカ由来の成分を原料とした液晶もかつては販売されていたようです。
食用になる種類が多く、世界第一のイカ消費国である日本では、軟骨やクチバシを除くほぼ全身が食べられています。ダイオウイカのように体内にアンモニアを多く含み、食用には適さない種もいます。
主な料理法は、刺身、寿司、醤油漬け、焼きイカ、揚げ物、カレーやパスタの具、煮物・炒め物、塩辛、干物など極めて多彩です。干したイカを徳利状に加工して酒を入れて飲む「イカ徳利」などもあります。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.