漁猫 スナドリネコ 角字で哺乳類の名前、漢字表記
漁猫
スナドリネコ
英語:Fishing cat フィッシングキャット
Unicode:[漁_0x6F01][猫_0x732B]
ネコ目ネコ亜目ネコ科ベンガルヤマネコ属の小型の哺乳類。
インドネシアのスマトラ島・ジャワ島・バリ島と、インドシナ半島から中国南部・インドにかけての地域、および、スリランカに分布。熱帯・亜熱帯地域のマングローブおよび河川・沼沢地に生息します。
汚染、干拓、人間の移住などによって、住処となる沼沢地が減るにしたがって、個体数が減少しています。
和名は英語名「Fishing Cat」の意訳で、「漁をする」意味を表す「漁(すなど)る」の名詞形「漁(すなど)り」を「猫」に冠して「漁り猫(すなどりねこ)」と命名されました。
ネコ科動物にあって、泳ぎが上手く、魚類、カエル、ザリガニ、貝などを捕って食べます。陸上でもネズミ類を捕食します。
体長57~86cm、尾長25~33cm、体重5.5~8.0kg。インドのものは体長80cm、尾長30cmですが、インドネシアのものは体長65cm、尾長25cmほどしかありません。種全体で小柄です。
体色は灰褐色で、黒褐色の斑点があり、頭から背中に掛けて黒いすじ模様あります。
指にはわずかながら水掻きがあります。
ネコ科動物では珍しく、鉤爪(かぎづめ)を引っこめることができません。原始的形質を持つイリオモテヤマネコや、平原の疾走型として特殊しているチーターも同様の特徴を持っています。
妊娠期間約63日。野生では4~6月に出産し、一回で1~4子を産みます。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.