海胆 海栗 ウニ 角字で魚の名前、漢字表記、魚編(さかなへん)の漢字
海胆 海栗
ウニ
英語:Sea Urchin シーアーチン
Unicode:
[海_0x6D77][胆_0x80C6]
[海_0x6D77][栗_0x6817]
ウニ綱に属する棘皮動物の総称で、沿岸部の磯から深海の海底に至る世界中の海に生息し、約870種が確認されています。別名ガゼ。「雲丹」の字をあてるときは、加工した食品(塩漬けなど)を指します。春の季語。
炭酸カルシウムの球状の骨格を持ち、多くの種が全身にトゲを持ちます。トゲは炭酸カルシウムの骨を表皮で覆った構造をしており、防御や移動の機能を持っています。トゲを動かすことができる種類や、ガンガゼのようにトゲに毒を持つ種類もいます。
底性動物で、管足という足を使ってちょこちょこと移動しますが、動きは遅く、普段は岩に張り付いている場合が多いです。岩のくぼみなどに入り込んで暮らしているものも多いです。
砂底に適応したものでは、砂に浅く潜って暮らすものや、砂に穴を掘って暮らす種類もいます。雌雄同体のものもいます。
雑食で、主に海藻等を食べて暮らしていますが、過剰に増加すると、食害による藻場の消失を引き起こすことから、駆除が行われる場合もあります。
北洋では産地として有名な地域がありますが、ウニが多産すると、岩に附着するコンブの苗を食べてしまうため、コンブが生育出来なくなることがあります。
海藻の他には野菜なども与えれば食べるようです。ムラサキウニは特にキャベツを好んで食べ、キャベツで育てると甘味が強くなると言われています。
三浦半島などでは、特産のキャベツの余り物や廃棄品をウニに食べさせることで、ウニの実入りの改善させ、特産品にする研究が行われています。
主に精巣や卵巣を食用にします。食用とされる種類は、バフンウニ、エゾバフンウニ、キタムラサキウニ、アカウニ、ムラサキウニやシラヒゲウニなどです。主な料理法は、生食、焼く、蒸す、塩蔵などの加工品です。
角字とは?
江戸時代に誕生した角字は、正方形のグリッド内にほぼ水平・垂直のラインのみで文字(漢字)が表現されるグラフィックアートです。
正方形という限られた空間の中に、あらゆる文字を閉じ込めようとするグラフィックデザインは、前述した、ミニマムな物に対する日本人特有のこだわりが随所に感じられます。
そのシンプルで有りながら、奥深い「角字」は多くの日本人を魅了し、お祭りで着る半被や印半纏(しるしばんてん)と言われる着物や、商標、印鑑、家紋、看板デザインなどに今日まで数多く使用されてきました。
What is Kakuji?
There is a style of penmanship called “Kakuji” in Japan. Edo-born Kakuji is a graphicart that expresses letters (kanji) with almost horizontal and vertical lines only.
The design which bases on many straight lines seems simple, or too plain even at its first glance; yet this beautiful artistic penmanship that encompasses the aesthetic of the Japanese in the Edo era, also known as “Iki”, and playfulness has long been inherited to this day, thanks to the masteries’ long years of efforts in training and refinement.
Kakuji with its simplicity and depth is used for designs such as trademark, hanko stamp, family crest and signboard.